[モンゴル]「障害児のための教育改善プロジェクト」フェーズ2開始

モンゴルの国営通信社montsameの2020年4月8日付の記事によれば、モンゴル政府による「障害児のための教育改善プロジェクト」フェーズ2が始まるとのことです。

この事業のフェーズ1は、日本政府の技術協力プロジェクトとして2015~2019年に実施され、JICAモンゴル事務所の支援のもと、障害児の早期診断、普通小学校でのインクルーシブ教育の促進に向けたガイドラインや個別指導計画等の指導補助ツールや教材の開発、校内支援委員会の設立などに取り組んできました。

フェーズ2の実施に関する署名式が、2020年4月7日行われ、教育・文化・科学・スポーツ省L.Tsedevsuren事務次官とJICAモンゴル事務所田村所長が「障害児のための教育改善プロジェクト」フェーズ2の実施を合意する文書に署名しました。

フェーズ2は2020年夏頃から開始予定で、フェーズ1の成果を活かして、モンゴル全土で初等教育におけるインクルーシブ教育を実現するための制度構築支援を行うことに加え、幼児教育におけるインクルーシブ教育の実現も目指すとのことです。また、地方教員に対するインクルーシブ教育の理解を深めるためのオンライン研修の充実にも協力します

記事は、下のサイトにあります。https://montsame.mn/en/read/221454

また、JICAモンゴル事務所のフェイスブックにも同様の記事があります。(寺島)
https://ja-jp.facebook.com/JICA-Mongolia-638581722827332/

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