[移動]九州大学がAIを用いたバス乗車支援の実証実験を開始

令和3(2021)年7月2日、九州大学持続的共進化地域創成拠点は、「(福岡市実証実験フルサポート事業)都市空間における見守りサービスの構築と実証」の実証実験を開始することを公表しました。

「持続的共進化地域創成拠点」は、クリーンエネルギーを最大限に活用することで地球環境への負荷を極限まで低減(SDGs7&13)しながら、同時に地域(都市と都市を取り巻く郊外)経済活性化と雇用創出、移動制約者への移動手段の提供により、あんしん・あんぜんで活力ある持続的地域創成(SDG11)を行うことを目指しています。

同拠点の情報科学部会は、「福岡市実証実験フルサポート事業」に採択された「都市空間における見守りサービスの構築と実証」を2021年6月25日~2022年3月31日の間、JR九大学研都市駅前のバスターミナルで実証実験を行うとのことです。

この実験は、AI画像解析技術を用いて、カメラより取得した画像から車椅子利用者、白杖、ベビーカー利用者等の移動困難者を検知し、交通事業者(昭和自動車)に自動で通知することにより、移動困難者に対して効率的なバス乗車支援を行うというもので、交通結節点における見守りサービスの開発及びその効果を検証します。

詳しくは次のサイトをご覧ください。(寺島) https://coi.kyushu-u.ac.jp/topics/view/308

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