[シンガポール]労働省が雇用状況レポートを公表

2021年7月14日、労働省(Ministry of manpower)は雇用状況レポート(第22版)を公表しました。

同レポートによれば、2020年8月に導入されたジョブ・グロース・インセンティブ(Jobs Growth Incentive:JGI)という事業により、2021年2月までに、270,000人以上が42,000の事業所に就職したとのことです。また、同時期に、障害者1,600人が就職したとのことです。

JGIとは、従業員を地元で採用した場合、事業主は一人当たり最高15,000ドルを労働省からもらえるという制度です。また、障害者等を雇用した場合は、一人当たり54,000ドルの支援を受けられます。

障害者の雇用については、次のような内容が示されています。

  • 雇用された業界では、飲食業、環境、小売業が40%強を占める。
  • 雇用されたとき60%の人が失業中であった。
  • 40%が熟練労働者であった。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mom.gov.sg/newsroom/press-releases/2021/0714-jobs-situation-report-22nd-edition

menu