[文科省]「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について」中間報告

令和3(2021)年8月20日、文部科学省は、「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について」中間報告を公表しました。同報告書は、令和3年1月27日に設置された学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議新しい時代の学校施設検討部会の6回の議論を経て作成されました。

部会では、1人1台端末環境のもと、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けて、新しい時代の学校施設の在り方が議論されました。

報告書は「Schools for the Future 「未来思考」で実空間の価値を捉え直し、学校施設全体を学びの場として創造する」という副題が掲げられており、新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方として、「未来思考」の視点から次の5つの姿の方向性が示されています。

①学び 個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向け、柔軟で創造的な学習空間を実現
②生活 新しい生活様式を踏まえ、健やかな学習・生活空間を実現
③共創 地域や社会と連携・協働し、ともに創造する共創空間を実現
④安全 子供たちの生命を守り抜く、安全・安心な教育環境を実現
⑤環境 脱炭素社会の実現に貢献する、持続可能な教育環境を実現

障害児に関しては、多様な教育的ニーズのある児童生徒への対応としてインクルーシブ教育システムの構築や合理的などを取り上げています。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/044/toushin/1414523_00002.htm

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