[ニュージーランド]「2019年終末期選択法」施行のための支援グループを発足

2021年8月1日、保健省は、11月7日に施行される「2019年終末期選択法(End of Life Choice Act 2019)」の準備として、「終末期の支援と相談グループ( Support and Consultation for End of Life in New Zealand (SCENZ) group)を正式発足させました。

「2019年終末期選択法」は、2019年11月16日に成立した法律で、耐え難い終末期の病気に苦しむ人々に、人生を終わらせるための医療援助を求めるという選択肢を提供するもので、医師などによる薬物投与、または、本人による薬の服用の両方を認めています。

ただし、法の施行については、一定の手続きを規定しており、次の3つの機関を設立することが含まれています。終末期の支援と相談グループ、終末期審査委員会(End of Life Review Committee)、レジストラ(死亡支援)(Registrar (assisted dying))。

今回の「終末期の支援と相談グループ」のメンバーは11名で、保健局長により任命されました。医師、神科医、薬剤師、看護師等が含まれます。任期は2年間となっています。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.health.govt.nz/our-work/regulation-health-and-disability-system/end-life-choice-act-implementation

menu