[文科省]「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」結果公表

令和3年10月13日、文部科学省は、令和2年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」結果を公表しました。

この調査は、統計法により毎年実施されており、小中高校等の暴力行為の状況、いじめの状況等、出席停止の措置の状況、長期欠席(不登校等)の状況等、中途退学者数等の状況、自殺の状況、教育相談の状況がまとめられています。

このうち、いじめについては、特別支援学校も調査されており、令和2年度の特別支援学校でのいじめの認知件数は、2,263 件 (昨年3,075 件)でした。認知のあった学校数は1,147校中465校となっています。

また、いじめの態様は、次の通りです。

態様 件数 構成比(%)
冷やかしやからかい,悪口や脅し文句,嫌なことを言われる。 1,159 51.2
仲間はずれ,集団による無視をされる。 177 7.8
軽くぶつかられたり,遊ぶふりをして叩かれたり,蹴られたりする。 522 23.1
ひどくぶつかられたり,叩かれたり,蹴られたりする 163 7.2
金品をたかられる 30 1.3
金品を隠されたり,盗まれたり,壊されたり,捨てられたりする。 112 4.9
嫌なことや恥ずかしいこと,危険なことをされたり,させられたりする。 273 12.1
パソコンや携帯電話等で,ひぼう・中傷や嫌なことをされる。 203 9.0
その他 165 7.3
2,263  

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1302902.htm

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