[英国]下院の健康・社会的ケア委員会がパンデミックに対する政府の対応についてのレポートを公表

2021年10月12日、下院議会の健康と社会的ケア委員会(Health and Social Care Committee)と科学技術委員会(Socience and Technology Committee) は、コロナウイルスによるパンデミックに対する政府の対応について、新しい合同報告書を発表しました。報告書のタイトルは「コロナウイルス:これまでに学んだ教訓(Coronavirus: lessons learned to date)」です。健康と社会的ケア委員会の第7次報告書、科学技術委員会の第3次報告書になります。

報告書は147ページのボリュームで、情報提供、ロックダウン、ソーシャルディスタンス、検査体制等パンデミックへの対応について述べた後、リスクの高いグループとして障害者を取り上げています。

そこでは、知的障害のある人々と自閉症の人々の高い死亡率は、このグループが直面している健康の不平等を浮き彫りにしたとして、パンデミック時の医療機関の処置や家族介護の受け入れ等について考慮するように医療機関に求めています。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://committees.parliament.uk/publications/7497/documents/78688/default/

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