[米国]労働省が障害者雇用のためのEARNウェブサイトを再開

2021年11月9日、米国労働省(U.S. Department of Labor)は、「障害者インクルージョンにおける雇用主支援とリソースネットワーク(Employer Assistance and Resource Network on Disability Inclusion:EARN)」のウェブサイトの再開を発表しました。

EARNは、英単語としては稼ぐという意味持ち、この略称をもった障害者雇用促進のためのウェブサイトで、同省の障害者雇用政策局(Office of Disability Employment Policy: ODEP)とコーネル大学(Cornell University)が協力して運営しています。

同サイトは、あらゆる業界のあらゆる規模の雇用者の障害者の募集、雇用、定着、開発を促進し、障害者を包含する職場文化を発展させるためのリソースを提供するとしています。

新しく再設計されたWebサイトでは、雇用ライフサイクルの4つの重要な要素である採用、雇用、定着、開発を取り上げ、これらの各要素で障害者をインクルージョンすることによって、雇用者が職場の多様性、公平性、インクルージョン、アクセシビリティの目標を達成することを支援します。

具体的には、オンライントレーニングコース、能力評価チェックリスト、ガイドブック、ビデオ、障害インクルージョンに関するウェビナー等が含まれます。職場のメンタルヘルス、コロナウイルスに関連する雇用情報、インクルーシブなテレワーク、連邦請負業者の要件なども提供しています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.dol.gov/newsroom/releases/odep/odep20211109

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