[英国]労働年金省が手当制度の機能評価機関を公募

2021年11月12日、労働年金局(Department for Work and Pensions:DWP)は、障害者自立生活手当(Personal Independence Payment :PIP)、雇用支援手当(Employment Support Allowance:ESA)、ユニバーサルクレジット(Universal Credit:UC)等の申請時の機能評価(Functional Assessment Services:FAS)を行う機関を公募する通知を発出しました。

これらの障害者手当では、申請時に障害の機能評価を実施しますが、これまでは個々に評価されてきました。今回、地域別に専門の機関を設置して、統一的に評価することにしたものです。

地域は、次の5つに分かれており各地域に1か所ずつ選定されることになっています。
①北イングランドとスコットランド、②ミッドランズとウェールズ、③南西イングランド、④ロンドン、サウスイースト&イーストアングリア、⑤北アイルランド

ただし、スコットランドは、PIPに代えて成人障害手当(Adult Disability Payment)を導入予定ですので、そこはESAとUCのみの評価を担当します。

選定された評価機関は、10か月の導入期間の後、2023年8月1日に評価を開始します。契約の推定合計金額は£2,796,800,000 です。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.find-tender.service.gov.uk/Notice/028407-2021

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