[内閣府]障害者政策委員会が障害者差別解消法の見直しに関する意見をとりまとめ

令和2(2020)年6月22日、第52回障害者政策委員会が開催され、「障害者差別解消法施行3年後見直しに関する意見」の最終とりまとめが行われました。

同取りまとめは、令和2年1月27日開催の第49回委員会で取りまとめ案が事務局より提出されましたが、委員からの修正意見が相次ぎ、令和2年2月21日開催の第50回委員会で修正案、令和2年5月25日開催の第51回委員会で再修正案、今回の委員会で再々修正案が提出され合意に至りました。

最終とりまとめにおいては、「3年後見直しに当たっての基本的な考え方」として次のような内容が示されています。

 ①権利条約の理念の尊重及び整合性の確保
 ②地域における取組等の実情を踏まえた見直し
 ③関係者間の相互理解の促進
 また、「個別の論点と見直しの方向性」として、次のような論点が示されています。
 ①差別の定義・概念の明確化
 ②事業者による合理的配慮の適切な提供の確保、建設的対話の促進、事例の共有等
 ③地域における相談・紛争解決体制の見直し、相談対応等を契機とした事前的改善措置(環境整備)の促進
 ④都道府県による市町村の地域協議会の支援、複数の地域協議会の間での情報共有等の促進

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/seisaku_iinkai/k_52/

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