小中学生の発達障害など読みに困難がある児童生徒向けのマルチメディアデイジーについてご紹介します。
紙の教科書だと、読むこと自体に一生懸命でなかなか中身が入ってきません。これに対し、マルチメディアデイジーでは、右の図のように文章がハイライトして、その部分を音声で喋ってくれるので、どこを読んでいるかがわかります。
(拡大図・テキスト)
また、見て情報をとることが難しい場合は、音で情報をとれます。そして、背景色、文字の大きさ、再生速度も変更可能で、一人ひとりの困難さに応じたカスタマイズができるので、読みに関する負担を減らすことができます。
当協会では、平成20年度から発達障害など読みに困難のある児童生徒のためのマルチメディアデイジー化された小中学校の教科書を製作・提供しています。おかげさまで利用者は着実に増加していますが、以下の課題があり、当協会としてもさまざまな施策を具体化中です。
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【利用できる図書】計177冊
(Y)