[UNFPA]アジア太平洋地域事務所が各国の障害者データに関するレポートを公表

2022年2月11日、国連人口基金(United Nations Population Fund:UNFPA)(アジア太平洋地域事務所(Asia-Pacific Regional Office)は、「誰も置き去りにしない取り組みに障害者が含まれていますか?(Are persons with disabilities included in the effort to leave no-one behind?)」というレポートを公表しました。

レポートは、アジア太平洋地域の36か国の政府機関を中心として実施されている障害者関連調査をまとめたもので、各国のUNFPA事務所からの報告に基づいています。副題として「アジア太平洋地域の開発における障害者データのマッピング(Mapping disability data in development in Asia and the Pacific)」というタイトルがつけられています。

レポートの目的として、障害者政策を行うためには、正確かつ時宜を得た項目ごとのデータが必要であることから、各国政府がどのような調査を実施しているかをまとめています。

レポートは、大きく3つに分かれて記述されています。

①国勢調査、生活調査、インチョン戦略の指標など政府機関等によるデータ
②インチョン戦略における中心指標である貧困、雇用、教育、保健医療に関するデータ
③各国で利用可能な障害者関連データ

なお、日本は、対象の39か国には入っていません。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://asiapacific.unfpa.org/en/publications/are-persons-disabilities-included-effort-leave-no-one-behind

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