[国交省]「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン【改訂第2版】」を公表

令和4(2022)年3月29日、国土交通省は、「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン【改訂第2版】」を公表しました。

同ガイドラインは、公園管理者等が公園施設のバリアフリー化をする際の具体的な指針となるもので、平成20年1月に制定され、平成24 年3月に改訂されています。以後、9 年が経過し、令和3 年4 月の改正バリアフリー法の完全施行や、バリアフリーを取り巻く社会経済情勢の変化を踏まえ、ハード・ソフトの両面から都市公園のバリアフリー化をより一層推進するため、令和3年11月5日に、「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン改訂検討委員会」を設置し、ガイドラインの改訂を検討してきました。

同委員会は、学識経験者・障害者団体等により構成されており、3回開催され、パブリックコメントを経て今回の公表となりました。 主な改定内容は、次の通りです。

①改正バリアフリー法への対応
 バリアフリー法改正により努力義務化された事項の記載の充実
②計画・設計段階からの当事者参加の推進 
 計画・設計段階からの当事者参加を、都市公園のバリアフリー化の基本的考え方に位置付け
③「多機能トイレ」の利用集中、多様な利用者特性への対応
 トイレに係る記載の充実・見直しとともに、「多目的トイレ」を「バリアフリートイレ」に改称
④その他
 移動等円滑化基準の規定をガイドラインの内容と区別して記載
 バリアフリーを取り巻く状況変化に対応した記載の見直し

詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mlit.go.jp/toshi/park/toshi_parkgreen_tk_000110.html

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