[厚労省]職場適応援助者の育成・確保に関する作業部会開催

令和4(2022)年4月20日、厚生労働省は、第1回「職場適応援助者の育成・確保に関する作業部会」を開催しました。

職場適応援助者はジョブコーチともいわれており、障害者雇用促進法では、配置型ジョブコーチ、訪問型ジョブコーチ、企業在籍型ジョブコーチの3種類があります。

厚生労働省は、障害者の雇用施策と福祉施策の更なる連携強化に向け、「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会」を令和2年11月に立ち上げ、令和3年6月には報告書を公表しました。その中で、職場適応援助者の更なる専門性の向上に向けた研修の見直しや、一定の資格としての位置づけを検討してはどうかという方向性が示され、これを踏まえ、職場適応援助者が期待される役割を一層果たしていくため、改めて職場適応援助に係る支援の在り方及び人材育成・確保に向けた方策について検討を行うため、本部会が設置されました。

主な論点は、次のとおりです。

○ 職場適応援助者の役割、職域、支援の在り方
○ 職場適応援助者養成研修体系の整理等(カリキュラム、階層研修の再整理、実施機関(高等教育機関含む)・研修実施方針)
○ 訪問型ジョブコーチの活性化に向けた対応(利活用促進策、助成金制度の見直し)
○ 職場適応援助者に係る資格化の検討(例えば国家資格化を目指す場合、クリアすべき課題、今後のロードマップ等)

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-rousei_126985_00011.html

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