[文科省]通常の学級に在籍する障害生徒への支援の在り方に関する報告書公表

令和5(2023)年3月13日、文部科学省は、「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討会議報告」を公表しました。

同報告は、「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討会議」により、令和4年6月3日から、9回にわたり検討されてきた結果を取りまとめたものです。

通常の学級に在籍する障害のある児童生徒へのより効果的な支援施策の在り方について、次のような方向性が提言されています。

  • 校長のリーダーシップの下、特別な教育的支援を必要とする児童生徒の実態を適切に把握し、適切な指導や必要な支援を組織的に行うための校内支援体制を充実させること
  • 児童生徒が慣れた環境で安心して通級による指導を受けられるように自校通級や巡回指導をはじめとする通級による指導を充実させること
  • 通級による指導を担当する教師等の専門性の向上を図ること・高等学校における通級による指導の実施体制を充実させること
  • 特別支援教育に関する専門的な知見や経験等を有する特別支援学校における小中高等学校等への指導助言等のセンター的機能を充実させること
  • よりインクルーシブで多様な教育的ニーズに柔軟に対応するため、特別支援学校を含めた2校以上の学校を一体的に運営するインクルーシブな学校運営モデルを創設すること

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/181/toushin/mext_00004.html

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