2023年3月23日、米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)の運営する「自閉症および発達障害モニタリングネットワーク(Autism and Developmental Disabilities Monitoring (ADDM) Network)」は、「2023年自閉症に関するレポート(2023 Community Report on Autism)」を公表しました。
ADDMネットワークは、「2000年児童健康法(Children's Health Act of 2000)」に基づき、CDCが設置したもので、全米のさまざまなコミュニティにおける自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder: ASD)やその他の発達障害のある子どもの数と特徴を追跡しています。ADDMネットワークは、20年以上にわたって全米からASDのデータを収集し、報告してきました。
今回の調査は、2020年に11の異なる地域に住む8歳と4歳の子どもの健康と特殊教育に関して収集されたデータを分析した結果を報告しています。
おもな調査結果は次の通りです。
•時間の経過とともにASDの早期発見数が増加している。 この新しいパターンは、診断の公平性における全体的な改善を示している可能性があるが、これまで低かった人口においてASDの発生率が上昇した他の要因の可能性を考慮することが重要である。 |
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.cdc.gov/ncbddd/autism/addm-community-report/index.html