「布の絵本」からのメッセージ ~人権・環境・平和の願いを ひと針に託して~
2010年5月4日(火)
第13回絵本学会大会
R2「子育て支援」
渡辺順子(東京布の絵本連絡会代表・すずらん文庫)
A すべての子どもに ことば(母語)の喜びを!
(1)人間育ちの原点を確認
- 人間の特徴 ~脳(思考) 手(作る 創る) 心(感情 感性)
- ことばかけ・子守唄・わらべ唄=対面育児の回復、家族の会話を豊かに。
(2)言語の世界とは
- 「聞く」 「話す」・・・音声言語=言語の土台づくり~読み聞かせ時代
- 「読む」 「書く」・・・文字言語=言語のビル建設~活字読書
(3)絵本は「心の栄養」 体の栄養=食事
心の三大栄養素
- 自然とのふれあい~直接体験
- 人とのふれあい~直接体験
- 絵本とのふれあい~間接体験
B 心と心を結ぶ 「布の絵本」
(1)布の絵本とは? 使う人にとって・作る人にとって(作品紹介をとおして)
(2)図書館・地域にとって
(3)現代社会と「布の絵本」 人権・環境・平和の視点から
参考資料
- 「布の絵本からのメッセージ」(和英文)CD-ROM 2009年復刻版発行 東京布の絵本連絡会
- 「布の絵本の実証的研究」報告書(平成20・21年度) 2010年3月 発行
子ども読書推進ボランティア活動支援事業実行委員会 福岡県立図書館 企画協力課