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「DAISYによる教科書づくりを考える」 -欧米から学ぶ-

開会挨拶

(財)日本障害者リハビリテーション協会 片石 修三

皆様には、セミナーにご参加いただき、ありがとうございます。

財団法人日本障害者リハビリテーション協会は、十年来、DAISYの開発、普及に取り組んでまいりました。スタートは視覚障害者の録音図書でしたが、今日では、読み書きが困難なため学習に支障をきたしている方々に活用を広げていくことが大きな課題となっております。

教科書をDAISY化することについて、著作権の問題が解決されましたことは大きな前進であります。しかし、DAISY化技術の習得等の課題があり、DAISY教科書の普及はまだ進んでいません。

今般、ここ京都でDAISYコンソーシアムの理事会が開催されますことを機会に、来日されましたヨーロッパ、アメリカの方々にご協力をいただき、それぞれの国のDAISY教科書の作成、普及のこれまでの取り組みについてご紹介をいただきながら、今後の日本における普及の課題、解決策等を探るべく、今回のセミナーを開催することとしました。

今回のセミナーが参加されました皆様に少しでも有意義なものとなり、更には学習障害の方々のDAISY活用促進の一助となれば幸いです。

快く発表等を引き受けていただきました皆様には、感謝を申し上げます。宜しくお願いします。