JDC事務局より

 皆さん、駆け足の発表だったので、なかなか理解ができなかったところもあるかと思いますけれども、この後の休憩時間に直接聞いていただいて、会員団体の活動内容について詳しく聞いていただければと思いますけれども。

 私がここで一番申し上げたいのは、『会員募集のお知らせ、緊急』っていう紙があるかと思いますが、さっきマラケシュ条約について河村さんが少しお話をしたかと思いますけれども、今WIPOの本部の中には、アクセシブルブックコンソーシアムというのができております。そして、多くのデイジーコンソーシアムのかたがたが関わっているんですけれども、それらの団体によるアクセシブルなフォーマットのさまざまなコンテンツを蓄積するデータベースというのが出来上がってるんですね。基本的には、拡大図書であるとか、点字であるとか、音声DAISY、マルチメディアとか、そういったものが、現在55カ国のデータベースが出来上がってるんですけども、そういった所に私たちも参入したいというふうに思うんですが、やはりお金の問題があり、参加できません。また、今の会員だけではとても支えきれない、デイジーコンソーシアムの会費という問題があります。後ろを見ていただくと、2枚目です、会員の種類というのが書いてありますけれども、正会員、準会員、それから賛助会員、それから個人賛助会員っていうのがあるんですね。もちろん正会員になっていただきますと、60万以上の年会費というのが待ち受けているんですけれども、今回皆さまにお願いしたいというものは、個人賛助会員なんですね。せめて、賛助会員になって、日本デイジーコンソーシアムを応援していただきたいというふうに思っております。残念ながら、すごいメリットっていうと、やはり日本の要求を全て満たすよう、私たち世界デイジーコンソーシアムの中でEPUB、それからDAISYの開発に参加したいという要求を満たすべく、提案をしていきたいというふうに思っております。そのためには、やはり会費を払うということが一番の前提になっておりまして、かなりそれが高い、400万ぐらいになってしまうんですね。この今の会員団体の中で、枠の中でやっていくのは大変ということと、もう少しDAISYを理解して、一緒にDAISYを進化させていただくパートナーを探すということで、個人賛助会員っていうのを募集しております。1口5000円です。2口でも3口でも構わないんですけれども、毎年払っていただけるという方、かなり今、DAISY図書を楽しんでる方は多く、そしてまたボランティアで使っている方、それから公共図書館でDAISY図書を貸し出している方、そういうかたがたが1口でもたくさんになれば、本当に私たちにとってはすごい支援になるかなというふうに思っておりますので ご協力よろしくお願いいたします。

 ぜひ、会員になって、一緒にDAISYを普及していただければというふうに思っております。EPUBというのは多分、商用のフォーマットでありますけれども、それがアクセシビリティーの機能を付け足していただければ、DAISの機能も入ります。普通なもので、普通に障害者も情報がアクセスできる、そういう段階に来ておりますので、ぜひご支援をお願いしたいと思います。補足ありますか。それからもう一つですね。すみません。

 これ、何でしょうかね。

DAISYゆるキャラ

 DAISYがついており、DAISYのゆるキャラなんですね。こちらのほうは、サイパックの方からのご提供でして、例えばこういうDAISYの普及の目的で活用したい人は、利用ができます。非営利目的でのDAISYの普及目的での利用は、無償かつ事前連絡なしに利用が可能だということです。それから営利目的での利用に関しては、JDCの参加企業、団体に限り利用可能、事前連絡は不要になっております。もし、他にこういうキャラクターを作ったということがあれば、別にこれが決まりということではございませんので、既に決まっているから使えないとはせずに、JDCのほうはその案も採用ができると思いますので、ぜひ挑戦をしてみてください。DAISYっていうのは、ヒナギクではなくて、そこに思いを込めてるだけで、デジタルアクセシブルインフォメーションシステムの略になり、この普及のために、ぜひご支援のほど、よろしくお願いいたします。

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