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◆結果(半年の指導期間)

  1. DAISYを活用することで、学習に集中して取り組むことができるようになった。(薬物療法による効果も背景要因として大きい)
  2. DAISYを活用することで、逐語読みから文節読みができるようになり、読みの速度が上がると同時に誤読が減少する傾向が示された。
  3. 読字の効果は比較的早く表れ、書字の改善にもよい影響を与える。
  4. DAISYでハイコントラスト機能を使用したり、フォントサイズを拡大したりしたことにより、読字に対して興味を持って取り組めている。特にハイコントラストについては、1文節での音と文字を一致させる上で効果が見られた。
  5. 自分のペースで学習を進めることができる点でDAISYの活用は大変効果がある。特に愛着障害児の指導には、パソコンの積極的な導入は効果的であり一人学習の習慣が身に付き始める等効果を上げている。(自信の回復、セルフエスティームの向上)
  6. 文字が読めるようになったことで、他教科の学習にも効果が表れている。(学習問題の意味が理解できるようになったため、取り組みが意欲的になった。)