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シンポジウム 図書館におけるディスレクシアの人への支援

閉会の挨拶

野村 美佐子(日本障害者リハビリテーション協会 情報センター長)

本日はご参加いただきまして、ありがとうございました。図書館というキーワードの中で、ディスレクシアの支援が向上していければと考えておりますが、まだまだそのスタートラインに立っているという状況なのかなと思っております。

今回、東京には370の図書館がありますので、シンポジウムの案内をダイレクトメールでそれらの図書館にだしました。その結果として、本日の参加者の3分の1が図書館関係者ではないかと思っています。これから、図書館において、ディスレクシアの方々の理解を深めて、彼らのニーズを見つめ、彼らへのアプローチと支援を進めていただきたいと思っております。また、私どもができる実践的な支援、つまりデイジー図書による支援なのですが、このような支援がもっと広がることを願っております。

今回、初めていらしたという方もたくさんいらっしゃるかと思うのですが、本日お話をしたような支援を必要な人は、小学校から大学まで、隠れた存在になっているかもしれないので、見つけてあげてほしいです。もしかしたら自分がそうだったっていわれる方も、いらっしゃるかも知れません。今回のシンポジウムをきっかけにしてどういった支援を必要としているのか、どのような支援ができるかを考えていただければ幸いです。そしてここで話された支援方法が、日本でも合理的配慮という中でシステム化していければというふうに思っています。

本日はありがとうございました。そして、要約、筆記の方、お疲れさまでした。感謝申し上げます。


シンポジウム「ディスレクシアの方へ図書館のできること」

実 施 日: 平成26年11月9日(日)

実施場所: 岡山県立図書館 2階 多目的ホール

参 加 者: 40名

案内(内容)

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