新分野の開拓:印刷物を読むことに障害がある人々のアクセスを拡大するバーチャルグローバルライブラリーサービス
2009年8月25日
IFLA(国際図書館連盟)年次大会2009(ミラノ、イタリア)
特別なニーズのある人々に対する図書館サービス分科会
オーストラリア メルボルン
ヴィジョン・オーストラリア(Vision Australia)
ジュリー・レイ(Julie Rae)
要約
現在、世界には1億6100万人の視覚障害者がおり、その数は増え続けている。これを印刷物を読むことに障害がある人々にまで拡大すると、印刷字を見ることができない人や、物を持っていることができない人、あるいはウェブサイトにアクセスできない人など、従来の書籍、雑誌あるいはウェブサイトを読むことができない人々の数はさらに増加する。このような人々にとってアクセシブルであるのは、書籍などの出版物の5%、そしてウェブサイトの20%にも満たない。 (注1)
しかし、利用者が自ら選択する情報に確実にアクセスできるようにするには、印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館はどうしたらよいのだろうか?
これを確実に達成するために、そして、どのような組織も単独ではこれを達成できないことを認識しつつ、IFLAの印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館サービス分科会とDAISYコンソーシアムは、グローバルライブラリープロジェクトの開発に共同で取り組んできた。このプロジェクトでは、図書館利用者によって、どのようにコンテンツが共有され、収集され、アクセスされるかを明らかにすることを試みる。本論文では、これら2つの組織が中心となって進めているグローバルライブラリープロジェクトの概要を述べる。
序論
現在、世界には1億6100万人の視覚障害者がおり、その数は増え続けている。これを印刷物を読むことに障害がある人々にまで拡大すると、印刷字を見ることができない人や、物を持っていることができない人、あるいはウェブサイトにアクセスできない人など、従来の書籍、雑誌あるいはウェブサイトを読むことができない人々の数はさらに増加する。このような人々にとってアクセシブルであるのは、書籍などの出版物の5%、そしてウェブサイトの20%にも満たない。 (注2)
図書館は常に地域の情報、知識および余暇の「ポータルサイト」であった。それは、本棚越しに、国内外の多くの情報源からの情報へと通じる、地域の玄関口なのである。図書館は、コンテンツを識別し、検証する訓練を受けた専門家を配置し、蔵書を構築し、図書検索・情報サービスを提供する。現在、情報の収集、整理、そして配信に、電子情報ネットワークを利用する図書館が増えている。
情報化時代は、多種多様な図書館に所蔵されている既存のデジタルコンテンツを含む多数の情報源から電子コンテンツを入手する、前代未聞の機会を生み出した。印刷物が読めない人々のための世界図書館という概念は、デジタルライブラリーが蔵書構築のリソースを共有・調整する能力と、コンテンツを共有するためにデジタル技術を利用する能力とにかかっている。それには、共通の標準規格を使用した相互操作能力を備えたシステムとサービスの設計が必要である。
またそれは、技術によって図書館サービスが根本的に変化するのではなく、その運営方法と提供方法が変わるのだという共通の理解から始まる。そのようなモデルの1つが、グローバルライブラリーの開発である。このため、デジタルライブラリー開発のためのガイドラインは、図書館が、想像力の産物と、生涯学習、キャリア開発の促進および見聞の広い市民の育成に必要な情報を映し出す、まとまったコンテンツの集合体であり続けると前提することから始めなければならない。図書館のデジタル化は、その蔵書が、障害に関係なく、すべての人のために維持され、すべての人にとってアクセシブルであるようにする手段なのである。
おもな作業はDAISY(デジタルアクセシブル情報システム)コンソーシアムを通じて進められ、NISO(米国情報標準化機構)との協力により、ナビゲート可能なデジタル音声図書録音のための標準規格が設定された。多くの盲人図書館が、過去5年間にわたり重点的に取り組んできたのは、これらの標準規格の実施と、アナログ形式の蔵書のデジタル音声への変換であった。これ以外に、インターネットを通じた蔵書資料の構築や、利用者に配信するコンテンツを求めて遠隔地の情報源へアクセスすることも行われている。インターネットは、コンテンツの源であると同時に、配信の手段にもなっている。それは利用者と図書館に対する情報サービスを大きく変えてしまった。コンテンツや一般書籍、雑誌、電子ジャーナルおよび電子データベースの出版社が、アクセシブルなコンテンツの入手と管理、および配信の新たな機会を提供する。 (注3)
しかし、利用者が自ら選択する情報に確実にアクセスできるようにするには、印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館はどうしたらよいのだろうか?
専門図書館が情報のフォーマットを変更する必要がないように、出版社には、標準印刷によるテキストとアクセシブルなフォーマットとを同時に発行してほしいと、誰もが考えている。このアプローチは称賛に値するが、現実には、これが実現するまでに数年間かかる可能性があるのは確実である。その間にも盲人図書館は、引き続き資料をアクセシブルなフォーマットへと変換しなければならず、また、印刷物を読むことに障害がある人々が利用できる情報の量を増やそうと努めている。
これを確実に達成するために、そして、どのような組織も単独ではこれを達成できないことを認識しつつ、IFLAの印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館サービス分科会とDAISYコンソーシアムは、グローバルライブラリープロジェクトの開発に共同で取り組んできた。このプロジェクトでは、図書館利用者によって、どのようにコンテンツを共有され、収集され、アクセスされるかを明らかにすることを試みる。本論文では、これら2つの組織が中心となって進めているグローバルライブラリープロジェクトの概要を述べる。
ここで論じられる内容は、以下の通りである。構想および設立趣意、標準規格、保存・配信システム、デジタル著作権管理(DRM)等の分析およびコンテンツ管理プロセス、グローバルライブラリーモデルの設立、連携へのアプローチ、通信・ビジネスモデル。実行委員会は、4つのプロジェクトチームを設立し、プロジェクトを監督する。各チームは、ビジネスモデルの確立、蔵書の開発と貸借、エンドユーザーによる検索およびアクセスの課題、連携について、方策の開発に取り組む。
背景
アナログの世界では、印刷物を読むことに障害がある人が代替フォーマットによる図書館資料にアクセスするおもな手段は、興味のある図書を選び、自宅まで届けてくれる自国の専門図書館サービスに登録することであった。他国の他の図書館に所蔵されている資料は、図書館間の貸借により利用できたが、その手続きには数カ月かかることもあった。
このサービスモデルは、今なおデジタルの世界でも実施されているが、新たな可能性もある。印刷物を読むことに障害がある人々にサービスを提供している多くの図書館では、(少なくとも開発途上国においては)蔵書のデジタル化と、利用者が自分自身で読書資料を選択し、オンラインで即座にアクセスできるシステムの構築に対する投資が行われてきた。
この大躍進にも関わらず、印刷物を読むことに障害がある人々が利用できる、代替フォーマットによる図書館資料の範囲は、その大部分が、いまだに国の専門図書館サービスが所有するものに限られている。しかし、この制約を解消する必要性が高まっている。
たとえば、多文化地域では、図書館は多言語資料に対する需要の増加への対応を迫られている。コスト効率の良い解決方法の1つに、それらの言語が普及している国の図書館の蔵書を利用できるようにすることがあげられる。他館の蔵書へのアクセスを拡大することは、世界中の図書館で同じ著作物を製作する際に生じる、取り組みの重複を減らすのにも役立つ。印刷物を読むことに障害がある人々にとっては、重複が少なければ、利用できる資料の範囲が拡大することになる。
この制約を解消するには、その背後にある理由を理解する必要があるが、おもに3つの理由があげられる。
- 他国のどの図書館資料が代替フォーマットで使用できるかを調べる、容易な方法はない。
- 著作権関連の法的制約がある。
- 社会的および技術的インフラストラクチャーとスキルの発達に関して、「持てる者」と「持たざる者」とを隔てるデジタルディバイドがある。
グローバルライブラリーは、それができることやなすべきことの定義が、現実にはいかに多様であっても、すべての人が支持する概念である。グローバルライブラリーの重要な定義と、これに対する公の期待を、プロジェクトの当初から明確にすることが重要であった。
実行委員会は、印刷物が読めない人々のためのグローバルライブラリーを、次のように定義している。
- デジタルな対象物のオンライン収集ネットワーク
- 国際的に受容されている蔵書構築方針に準じた共同製作/収集
- 首尾一貫した、アクセシブルで持続可能な方法によるデジタル利用が可能
- 世界各地の認定ユーザーによる国際的な資料の検索と活用を可能にするサービスを提供
- すべて著作権の対象
グローバルライブラリーは:
- 物理的な事物の配布は行わない。デジタルな対象物を、最適な物理的代替フォーマットへと変換することは、受信者(利用者の「行きつけの」図書館か、利用者自身かを問わず)の責任において行う。
- 中央集権的なレポジトリではない。
- 中央集権的な管理・資金調達機関ではない。
- 書店をモデルとするコンセプトによって運営されることはない。しかし、書店のコンセプトを否定すべきではない。会員は当然のことながら、商業モデルを提供し続けることが可能である。
プロジェクトは、以下に役割を定める4つの主要な戦略チームまたはイニシアティブによって進められる。
1. ビジネスモデルチーム
このチームは、グローバルライブラリーのための数々のビジネスモデルオプションを評価し、推奨アプローチの論拠を提示する。また、どのようにすればリソースを確実に平等に共有できるかについて、コンソーシアムのモデルや交流のモデル等を検討する。
2. 検索とアクセス:エンドユーザー問題担当チーム
このチームは、エンドユーザーによる検索とアクセスに関する現在の課題、望ましい機能、今後望み通りの展開を進めるための方策、費用等に関する提案を明らかにする。これには、エンドユーザーが自ら求める情報を検索し、確認し、そして読み取る方法も含まれる。
3. 共有蔵書開発チーム
このチームは、蔵書開発と貸借の課題を明らかにし、コンテンツの購入と貸借およびコンテンツ製作の望ましいモデルを開発する。
4. 連携開発チーム
このチームは、現在活用可能な連携関係を検討する。影響力のある「プレーヤー」を検討し、グローバルライブラリーの目的を促進できる者を優先して、戦略パートナー候補それぞれについて、ケースステートメントを作成する。ケースステートメントは、プロジェクト幹部の主要メンバーが、望ましいパートナー候補による支援を模索する際に利用される。
課題
どのようにしたらグローバルライブラリーを開発できるか、その方法を調査する一方で、多数の課題を解決する必要がある。
課題1:代替フォーマットによる図書館資料を見つける容易な方法はない。
現在、印刷物を読むことに障害がある人々は、代替フォーマットによる利用が可能な図書館資料が世界にどの程度あるか、ほとんど知らない。自国の専門図書館サービスではそのような著作物が利用できず、図書館間の貸借も手配できなければ、大部分の人々はそれ以上探そうとはしない。
技術やスキルの利用が可能で、別の方法を検討することにした人々は、複数の図書目録、Bookshareなどのピアツーピアの共有サイト、Gutenbergなどの著作権が消滅した資料のレポジトリ、そしてAudibleあるいはAmazonなどの販売サイトを確認し、検索しなければならない。それはどの人にとっても気が遠くなるような作業である。スクリーンリーダーに依存しており、興味のあるコンテンツを求めて素早くサイトに目を通すことができない場合、それは不可能に近い。
課題2:著作権関連の法的制約
代替フォーマットによる著作物を見つけられても、それは必ずしも利用へとつながらない。印刷物を読むことに障害がある人々、そしてそのような人々にサービスを提供する図書館は、利用が可能となる前に、一連の複雑な法的諸条件を理解し、適用しなければならない。
2.1:著作権の例外と代替フォーマットによる著作物の輸出入
50を超える国々が、代替フォーマットの製作を認める著作権法の例外を設けている。 (注4)しかし、ある国で法的例外として製作された、ある著作物の代替フォーマットが、別の国で、権利所有者の許諾を得ることなく使用できるかどうかは明らかではない。さらに、どのフォーマットによる製作が可能なのか、また誰にその資料の利用資格があるのか(例 視覚障害者のみ、視覚障害者もしくは身体障害者、印刷物を読むことに障害があるすべてのタイプの人々)について、例外を定めた文言は国によって異なっている。
似たような例外を定めている国々の図書館の中には、資料の貸借に伴う危険を想定し、借りる側の図書館に対し、その国の法律に従って使用する旨、保証することを義務付ける決定を下したところもある。利用者に対する直接サービスを国際的に提供している図書館も2,3あるが、現物貸借のみに限っている。
2.2:使用許諾契約
代替フォーマットによる図書館資料は、図書館と権利所有者との間での使用許諾契約の対象となる場合もある。国によっては、図書館が出版社に対し、タイトルごとに使用許諾を申請しなければならない。例外を定めている国では、図書館が著作権ライセンスエージェンシーと個々の出版社の両方と契約を結ばなければならない場合もある。このような契約では、適格な使用、許諾フォーマット、複製部数および追加配布が制限されることがある。図書館はまた、技術的保護手段をとったり、権利所有者に使用に関する報告をしたり、補償金を支払ったりしなければならない場合もある。
アメリカ合衆国のBookshareは、著作権で保護された代替フォーマットによる資料への国際的なオンラインアクセスを認める使用許諾を出版社から確保することに、特に成功を収めてきた。
2.3:デジタル著作権管理
デジタル著作権管理(DRM)は、誰がデジタルコンテンツにアクセスできるか、そしてどのようにそれを利用できるかを管理するために使用される、あらゆる戦略もしくはツールのことである。DRMは、著作権表示をドキュメント上に掲載するという簡単なものもあれば、さらに進んで、特別なコード(あるいはキー)を入力しなければ読めないように、しかも、指定されたマシン上でしか読めないように、ドキュメントを暗号化することもある。暗号化は、技術的保護手段(TPM)の一例で、これはDRMの一種であるが、これらの用語はしばしば同じ意味で使用される。
適用されるDRMのレベルは、著作権、頒布権、ビジネスモデルおよび情報の固有の価値あるいは情報感度など、多くの要素に左右される。
最近のDAISYコンソーシアム理事会の調査によれば、オンラインサービスを提供している会員図書館は、3段階から4段階の保護を適用している。 (注5)
- ユーザーの資格認定(障害証明が必要)
- エンドユーザーとの契約上の取り決め
- 資料上の著作権表示
- ユーザー名とパスワードによるアクセスの安全確保
電子透かしの実施、あるいは、実施の検討をしている図書館もある。Bookshareは暗号化、フィンガープリント、およびアカウントの監視を行っている。遠く離れた地では、アメリカ合衆国の視覚障害者および身体障害者のための全国図書館サービス(NLS)と韓国のLG DTB図書館とが専用装置の利用提携を結んだ。
課題3:デジタルディバイド
代替フォーマットによる著作物を利用するための法的資格付与も、アクセスを保証するのに十分ではない。技術的な障壁が、さらなる問題を引き起こす可能性があるからである。
3.1:接続性と帯域幅
接続性と帯域幅が、最初の関門となる。現在想定されているグローバルライブラリーの前提自体、エンドユーザーが、かなり高レベルの、有線または無線によるインターネット接続性を備えた地域に居住していることとなっている。しかし、国際電気通信連合によれば、2007年末までにネットワークに接続されている人々は、先進国では60%を超えていたのに比べて、開発途上国では5人に1人にも満たなかった。 (注6)
固定ブロードバンドは、今なお先進国で課題となっており、その普及率はヨーロッパとアメリカで10%から15%、アフリカでは0.5%未満である。エンドユーザーが、ファイルを効率よくストリーミングしたりダウンロードしたりできるようになるためには、ブロードバンドが必要である。 (注7)
過去10年以上にわたり、先進国と開発途上国の両方において、モバイルアクセスの成長は他のアクセスタイプを凌駕してきた。その結果、先進国の97%、開発途上国の45%の人々が、携帯電話を所有している。にもかかわらず、モバイルブロードバンドの展開は、先進国を中心に繰り広げられており、世界の人口の約20%は、携帯電話ネットワークからはずされている。
グローバルライブラリーは、デジタル著作物の共有とダウンロードを行うもので、1つのオーディオファイルのサイズは平均して250MBとなる。また点字ファイルと電子テキストは、どれもダウンロードに大きな帯域幅を必要とするファイルである。エンドユーザーがブロードバンドへのアクセスを持たない場合や、その費用を負担できない場合があるため、開発途上国と先進国はどちらも、この問題の解決に苦労するであろう。公共図書館などその他の媒介機関は、印刷物を読むことに障害がある人々のための機関と協力して、そのような人々による情報入手を支援する活動を進める必要があるだろう。
結論
情報へのアクセスの欠如は、印刷物を読むことに障害がある人々の、仕事、余暇および生活への完全参加にとって最大の障壁である。
グローバルライブラリープロジェクトは、作業部会がたった6カ月しか活動していないため、初期の段階にあるといえる。本論文執筆時点では、2つの作業部会しか設立されていない。だが、ここで課題が明らかにされたことで、各図書館は、手順や活動内容を再考し、Microsoft、OCLC、Google、Bookshareなどの他機関との連携を築き、さらにはそれらの機関との協力を通じて、印刷物を読むことに障害がある人々が、自ら望むときに、自ら望む方法で、アクセシブルな情報を検索し、読み取ることができるようにする機会を得たのである。
グローバルライブラリーは、印刷物を読むことに障害がある人々が、自ら選択するすべての生活分野にアクセスし、完全参加できるように支援していく。私はこの構想の実現に参加するのを楽しみにしている。
本論文は、グローバルライブラリー運営グループおよび小委員会の助言を得て作成された。
グローバルライブラリー運営委員会
マーガレット・マグローリー(Margaret McGrory)- カナダ盲人協会(CNIB)
ベンテ・ダール・ラスジー(Bente Dahl Rathje)- デンマーク盲人図書館
ヘレン・ブレイジャー(Helen Brazier)- イギリス王立盲人援護協会(RNIB)
コエン・リハー(Koen Krikhaar)- デディコン(Dedicon)
ニール・ジャーヴィス(Neil Jarvis)- 王立ニュージーランド盲人協会(RNZFB)
フランソワ・ヘンドリクズ(Francois Hendrikz)- 南アフリカ視覚障害者図書館
クンヘ・ユク(Keun-Hae Youk)- 韓国視覚障害者図書館
作業部会会長
マーガレット・ウィリアムズ(Margaret Williams)- CNIB
デボラ・モウルド(Deborah Mould)- ヴィジョン・オーストラリア
脚注
注1. Brazier, Helen An introduction to IFLA Libraries for the Blind Section presented to Libraries for the print disable conference Zagreb, Croatia February 2008
掲載者注: セミナー「視覚障害者および印刷字を読めない障害がある人々のための図書館を考える連携による発展」http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/Croatia_seminar/index.html
ヘレン・ブレイジャー氏の発表は要約を掲載している。
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/Croatia_seminar/helen_t.html
注2. Brazier, Helen An introduction to IFLA Libraries for the Blind Section presented to Libraries for the print disable conference Zagreb, Croatia February 2008
掲載者注:前掲1
注3. Designing and Building Integrated Digital Library Systems -Guidelines. International Federation of Library Associations and Institutions IFLA Professional Reports, No. 90 2005 page 6
掲載者注:原文はこちらに掲載されている。
http://archive.ifla.org/VII/s31/pub/Profrep90.pdf
注4. Judith Sullivan, February 2007, “Study on Copyright Limitations and Exceptions for the Visually Impaired,” Study prepared for the Standing Committee on Copyright and Related Rights, SSCR/15/7, World Intellectual Property Organization, viewed 8 February 2009,
http://www.wipo.int/edocs/mdocs/copyright/en/sccr_15/sccr_15_7.html
掲載者注:
URLは、2010年2月2日現在、変更されている。
http://www.wipo.int/meetings/en/html.jsp?file=/redocs/mdocs/copyright/en/sccr_15/sccr_15_7.html
上記は、英語HTML版への直接リンクである。本論文については、英語版HTMLのほかに、DOCとPDF、フランス語版、スペイン語版がある。
http://www.wipo.int/meetings/en/doc_details.jsp?doc_id=75696
注5. DAISY Consortium, January 2009, “Board members’ survey of copyright laws in organizations’ countries,” unpublished document.
注6. このセクション内の数字はすべてITU World Telecommunication/ICT Indicators Database(http://www.itu.int/ITU-D/ict/)から入手した。
注7.たとえばカナダでは、CNIBデジタル図書館が45分間ずつに分けてオーディオブックを配信している。これにより、低帯域幅接続を使用しているエンドユーザーでも、時間切れなどにより中断されることなくコンテンツにアクセスできる。
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掲載者注:
IFLAのサイトのリニューアルのため、現在はこちらに掲載されている。http://archive.ifla.org/VII/s31/pub/Profrep90.pdf
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掲載者注:
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掲載者注:
IFLAのサイトのリニューアルのため、現在はこちらに掲載されている。
http://archive.ifla.org/VII/s31/pub/FGpart1.htm#contref64
同報告書は、日本語抄訳をDINFに掲載している。視覚障害者図書館および情報サービス事業の資金調達および管理システム:国際事例研究
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/info/rightscom.html 引用の該当部分の翻訳は、著作権:
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/info/rightscom_partone/key.html#copyright
Sadler, Bess. 2007. “Open source ILS and library-in-a-box.” (Conference presentation), viewed January 2009,
http://odyssey2007.wordpress.com/2007/04/20/beth-sadler-open-source-ils-and-library-in-a-box/
Sullivan, Judith. February 2007. “Study on Copyright Limitations and Exceptions for the Visually Impaired,” Study prepared for the Standing Committee on Copyright and Related Rights, SSCR/15/7, World Intellectual World Intellectual Property Organization. [No date] “Contracting parties: BerneConvention,” viewed 8 February 2009,
http://www.wipo.int/treaties/en/ShowResults.jsp?lang=en&treaty_id=15
掲載者注:URLは、2010年2月2日現在、変更されている。
http://www.wipo.int/meetings/en/html.jsp?file=/redocs/mdocs/copyright/en/sccr_15/sccr_15_7.html
上記は、英語HTML版への直接リンクである。本論文については、英語版HTMLのほかに、DOCとPDF、フランス語版、スペイン語版がある。
http://www.wipo.int/meetings/en/doc_details.jsp?doc_id=75696
Yang, Young Ju. 2006 “Designing a Digital Library for the visual impaired,” a master’s thesis of Yonsei graduate school.
原文はこちらに掲載されている。
Breaking New Ground: a virtual global library service to widen access for people with print disabilities
http://www.ifla.org/files/hq/papers/ifla75/199-rae2-en.pdf