例D:散布図
下のグラフは、生態系における年間降雨量と植物組織の成長率の関係を示している。
グラフ表題:降雨量と植物の成長
縦軸:植物組織の生成量(毎年g/m2)
横軸:平均降雨量(mm/年)
ガイドライン:
- 散布図は、特定のデータ点をアクセシブルにする必要がある場合は特に、他と比べて解説が難しいグラフである。
- 表題と縦軸・横軸の表示内容を伝える。
- 画像が散布図であることを確認し、集中部の変化に焦点を絞る。
- さらに具体的な解説が必要な場合は、データをアクセシブルな表に変換する。
記述:
グラフは、「降雨量と植物の成長」という表題の散布図である。
横のX軸は、平均降雨量をミリメートル/年を単位として示しており、0から4000まで1000ごとに区切られている。
縦のY軸は、植物組織の生成量をグラム/m2/年を単位として示しており、0から3000まで500ごとに区切られている。
グラフでは、植物組織の生成量と平均降雨量が最も少ない左下の角を起点とする形で、約85の点が散在している。この形は、植物組織の生成量と平均降雨量が最も多い右上の角に向かって広がっている。
大部分の点は左下の角に集中しており、右上の角に向かって形が広がっていくにつれ、集中が目立たなくなっている。