音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

例E:表

1.簡単な表

ある学生が、1から6までの数字が各面に記されたサイコロを転がして確率の模擬実験を実施した。模擬実験の結果は次の表に示されている。

表

表の左枠上:出た数字
  表の左枠下:転がした回数

表に示されたデータをもとに、3より大きい数字が出る確率を求めなさい。

ガイドライン:

  • 表は、それぞれのデータへの独立したアクセスを提供する、適切にマークアップされたHTMLによる表として提示されなければならない。
  • この場合は、キャプションと問題とが解説の中に含まれている。
  • 表そのものの解説は、不必要な繰り返しとなるだろう。

記述:

ある学生が、1から6までの数字が各面に記されたサイコロを転がして確率の模擬実験を実施した。模擬実験の結果は次の表に示されている。


出た数字 1 2 3 4 5 6
転がした回数 7 6 8 12 1 6

問題:表に示されたデータをもとに、3より大きい数字が出る確率を求めなさい。

2.複雑な表

表

ガイドライン:

  • この表は見出しが何層もある複雑なもので、「交通事故」、「銃による自殺」、「銃による殺人」という見出しの、3つの別々の表に分けることができる。
  • 3つに分けた表を提供することで、ナビゲーションと理解が容易になる。
  • 表には2つの注がついている。ハイフンは数値が0であることを示し、上つき番号の1はSEが標準誤差の略であることを示している。下の表では、混乱を避けるために、ハイフンと上つき番号の1は、わかりやすく「数値0」と「標準誤差」という言葉に置き換えられている。これは、表の外見を正確に模倣する代わりに、より高い明瞭性を提供している例である。
  • 希望があれば、適切なHTMLコーディングを使用して、この複雑な表を正確に複製することもできる。
    参照 http://ncam.wgbh.org/publications/stemdx/injury_98_acchtml/injury_98.html

記述:

図9は、「自動車事故、銃による自殺、銃による殺人で死亡した人数の年間加重平均と死亡者の負傷部位別割合 アメリカ合衆国 2003年-2004年」という題の表である。

ナビゲーションの改善のために、表は3つに分けられている。

自動車事故
身体部位 死亡者数 割合(%) 標準誤差(%)
合計 43,386 100.0 数値0
頭と首 13,862 32.0 0.3
7,382 17.0 0.3
その他の特定部位 911 2.1 0.3
背骨・上背部 492 1.1 0.3
四肢 410 1.0 0.3
身体部位としては分類不可能 14,691 33.9 0.3
不明 6,540 15.1 0.3


銃による自殺
身体部位 死亡者数 割合(%) 標準誤差(%)
合計 16,829 100.0 数値0
頭と首 12,428 73.9 0.3
2,211 13.1 0.5
その他の特定部位 28 0.2 0.5
背骨・上背部 13 0.1 0.5
四肢 14 0.1 0.5
身体部位としては分類不可能 67 0.4 0.5
不明 2,094 12.4 0.5


銃による殺人
身体部位 死亡者数 割合(%) 標準誤差(%)
合計 11,772 100.0 数値0
頭と首 3,714 31.5 0.5
4,005 34.0 0.5
その他の特定部位 397 3.4 0.6
背骨・上背部 33 0.3 0.7
四肢 363 3.1 0.6
身体部位としては分類不可能 2,685 22.8 0.6
不明 972 8.3 0.6

注:データの出典に関する解説は、付録Iの全米生命統計システム(NVSS)による死亡率統計を、年間加重死亡者数の計算方法と標準誤差については、付録IIの複数の死因に関するデータと負傷の診断を参照。分類コードについては表IIIおよびIVを参照。

出典:アメリカ疾病予防管理センター(CDC)/アメリカ国立保健管理センター(NCHS)、全米生命統計システム(National Vital Statistics System)