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まとめ

近年の医療・福祉制度の変化によって,患者は早期退院が余儀なくされ,在宅に復帰した後の福祉サービスの利用も制限や経済的負担が多い状況である.このような社会制度の変化のなか,利用できる福祉情報の収集や社会・行政に対する情報発信は,障害当事者として非常に大切であり,それを支援するIT支援者の役割は大きい.

支援者は,障害者支援に対する高い知識や技術水準が望ましいため,支援技術の研鑽や支援者の育成養成は非常に重要である.それには知識や技術を高めるための勉強会や講習会に加えて,利用者に関わる複数支援者が事例相談や検討できる機会が,非常に有効であり大切と考えている.