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マヤ・トーマス氏講演会・対話交流会
「インクルーシブなコミュニティ作りのために」
―CBRガイドラインはどう使われるのか?―
報告書

閉会のあいさつ

湯澤 皆さん、お疲れ様でございました。日本障害者リハビリテーション協会の湯澤と申します。

 本日は、「インクルーシブなコミュニティ作りのために」-CBRガイドラインはどう使われるのか?-と題しまして、朝から1日、国際セミナーにご参加いただき、ありがとうございました。当協会がここ数年開催しているセミナーで、CBRがコミュニティでのインクルーシブ開発に有効な戦略であるということを学んできました。

 今回はCBRアフリカ会議、並びにマレーシアでのCBR会議で紹介された、「CBRガイドライン」の作成に中心的に関わられ、アドバイザーとしてご活躍されているマヤ・トーマスさんを講師に招聘し、ガイドラインの目的でもある、地域に根ざしたインクルーシブな開発について、その考え方、具体的な事例などご紹介いただきました。

 また、日本での事例紹介、障害者権利条約との関係などの講演、マヤ・トーマスさんとの対話交流会での意見交換など、日本におけるコミュニティをベースにしたインクルーシブ開発を発展させるために大変参考となる内容だったと思います。

 CBRは、まだ一般的にはなじみの浅い言葉といいますか、言い方、表現かなという気がします。その成り立ちを聞くと、その土壌は日本においてもあったような仕組みだと思います。現代社会において課題は少なくありませんが、お蔭様をもちまして、内容のある有意義なセミナーとなりました。

 今後各方面でCBR、コミュニティにおけるインクルーシブ開発が促進される取り組みが生まれて、普及していくことを期待したいと思います。

 最後に、ご講演いただきましたマヤ・トーマスさん、戸枝陽基さん、高嶺 豊さん、そして対話交流会では平本 実さん、野際紗綾子さん、進行役の中村信太郎さん、皆様方に改めて感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 そしてこの国際セミナーは東京都民共済生活協同組合様のご支援をいただいて開催の運びとなりましたことに感謝とお礼を申し上げますとともに、また雪交じりで、足元の悪い中、ご参加いただき、朝から一日お付き合いいただきました会場の皆様に、お礼を申し上げます。お疲れさまでございました。以上でセミナーを終了させていただきます。本日は、どうもありがとうございました。