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開催要綱とプログラム

開催要綱

日時 2012年11月23日(金) 10:00~16:00

場所 戸山サンライズ 2階 大中会議室(東京都新宿区戸山1-22-1)

 

「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送の充実に関する研究会」報告書が出され、「視聴覚障害者向け放送普及行政の指針(平成20~29年)」の中間見直しが行われた。同研究会で明らかになったことの中には、5.1チャンネルサラウンド放送番組には視覚障害者向けの解説放送がつけられないために、5.1チャンネルサラウンド放送が増えれば増えるほど解説放送の枠が狭くなっていくこと、テレビ番組に手話通訳の数値目標を設定することについてはなお慎重な意見が強いことなどがあり、このたびの見直し作業において、障害者の情報保障という観点から、新たな課題も浮かび上がっている。

今後の取り組みとしては、次回の指針の改訂や、現在議論が行われている来年度からの新たな障害者基本計画も視野に入れ、審議会など諮問機関の一歩先を行く提案をしていくことが必要である。そこで、今回のシンポジウムでは、放送における情報保障の進展に向けて、今後の活動の方向づけをできるような知見を集めることを目的とする。

プログラム(順不同・敬称略)

10:00 開会挨拶

10:10 特別報告「すべてのひとの放送とするための今後の取り組みについて」

吉井 勇(月刊ニューメディア編集長)

11:00 放送行政の取組

長塩 義樹(総務省 情報流通行政局 地上放送課長)

11:30 「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送の充実に関する研究会」報告書と「行政指針」の見直しについて

高岡 正(全日本難聴者・中途失聴者団体連合会理事長)

12:00 休憩

13:00 障害者にとって今後の放送のあるべき姿 ~当事者・関係者からの提言~

  1. 野々村 好三(全国視覚障害者情報提供施設協会 情報アクセシビリティ検討プロジェクト委員長)
  2. 浅利 義弘(全日本ろうあ連盟理事)
  3. 大嶋 雄三(CS障害者放送統一機構専務理事)

14:00 休憩

14:15 パネルディスカッションと参加者との交流

16:00 閉会