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平成17年度 国際セミナー報告書
「アジア太平洋地域における日本の障害者支援」

パネルディスカッション コーディネータープロフィール

高嶺 豊氏

現職:
琉球大学教授
略歴:
1948年沖縄県に生まれる。
17歳の時体操の練習中に鉄棒より落下、脊髄を損傷し下半身麻痺となり、以後車いすを使用する。1974年に州立ハワイ大学に留学、心理学学士号修得後、保健学とソーシャルワーク学の修士号を修める。卒後、ハワイ自立生活センターで主任カウンセラーとし4年間務める。
1985年に帰国、日米の障害者運動の掛け橋的な活動に従事する。1987年から3年間横浜市総合リハビリテーションセンターに勤務。1990年より、障害者問題専門官としてタイ、バンコクの国連アジア太平洋経済社会委員会(エスキャップ)の社会開発部に赴任し、アジア太平洋地域諸国の障害者政策の樹立促進、障害者自身の自助運動への支援、障害者団体の組織化等に従事した。さらに1993年から始まった「アジア太平洋障害者の十年」の事務局の責任者として、その推進に寄与した。また、延長されたアジア太平洋障害者の十年(2003年-2012年)の枠組みであるびわこミレニアムフレームワークの作成の中心的な役割を果たし、2003年3月に国連エスキャップを退官する。2003年4月、琉球大学法文学部教授に就任し現在に至る。