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セミナー「ディスレクシアへの支援 デンマークでの活動から」

開会挨拶

片石修三
(財)日本障害者リハビリテーション協会 常務理事

本日は、私どもの企画いたしましたセミナー「ディスレクシアへの支援 デンマークでの活動から」に参加いただきまして、ありがとうございます。

ディスレクシアは、読むこと、書くことの両方に困難な障害を抱えるものであります。ヨーロッパでは支援が進んでいるようでございますが、日本でも昨年、発達障害者支援法が施行されました。今後、本格的な支援体制が整えられていくものと期待しているところであります。

本日参加いただきましたギッダ・スカット・ニールセンさんでございますが、ヨーロッパ・ディスレクシア協会の会長をされていたかたでございます。図書館におけるディスレクシアのかたがたへのサービス方法についてたいへん熟達した方で、その方法を確立された方でございます。韓国のソウルで開催されました国際図書館大会に参加されたところでございますけれども、私どものこの日本に来ていただけるということになりましたので、今回のセミナーを企画させていただきました。ニールセンさんの来日を歓迎いたしますとともに、セミナーに参加いただきましたことを心から感謝いたします。

また、医師であり日本におけるディスレクシアに関しての研究をリードされております加藤先生、そしてDAISYの開発普及で世界的に活躍されておられます国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所の河村さんにも参加をいただきました。ありがとうございます。

3名の方々の参加によりまして、本日のセミナーが充実した企画となりましたことに再度御礼申し上げますとともに、今日のセミナーを機会に日本でもディスレクシアについての理解、少しでも進展できれば幸いと考えております。どうぞよろしくお願いします。