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報告書 英国ソーシャルファームの実地調査報告会

開会挨拶

湯澤 茂男
公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 事務局長

皆様こんにちは。日本障害者リハビリテーション協会の湯澤と申します。当協会の会長を前に僭越ではございますが、主催者を代表して一言ご挨拶申し上げます。

本日は、「英国ソーシャルファームの実地調査報告会」と題しまして報告会をもたせていただきました。大勢の方々にご参加いただきまして、厚く御礼申し上げます。

日本障害者リハビリテーション協会におきましては、2000年を第一回としまして、毎年、障害者の就労をはじめとする社会参加の促進を目指し、様々なテーマでセミナーおよびシンポジウムを開催して参りました。

そしてここ数年、障害者を含む就業困難者が一般労働市場で働けるようにするための雇用形態の一つであるソーシャルファームに焦点を当てまして、この分野の専門家を欧州から招いてシンポジウムなどを開催して参りました。

今回は、この7月にソーシャルファームの設立推進に当たって特徴のある英国を実地に訪問いたしまして調査しました。実地に見て聞いたりしたことによって、改めて知りえた情報もあるように伺っておりますが、本日はプログラムにありますように、はじめに当協会の会長で、平成21年に発足したソーシャルファームジャパンの理事長で、恩賜財団済生会理事長でもございます炭谷茂氏に「英国の最近のソーシャルファームの動向」と題しまして基調報告を頂きます。

引き続き報告1といたしまして、浦和大学の寺島彰教授に「ロンドンを中心としたソーシャルファームの状況」について、それから報告2といたしまして、東京家政大学の上野容子教授に「ウェルズを中心としたソーシャルファームの状況」について、それぞれ報告を頂くこととしております。その後、フロアからのご質問、ご意見を頂戴する時間もございますのでどうぞ皆様には積極的なご発言、ご意見をいただければと思っております。

終わりに、基調報告並びに各報告に御登壇いただきます皆様には、主催者を代表いたしまして厚く御礼申し上げますとともに、今回の実地調査並びに報告会は東京都民共済生活協同組合様のご支援を得て開催、実施する運びとなりました。このことに感謝を申し上げまして、簡単ではありますが開会の挨拶とさせていただきます。本日はよろしくお願いします。ありがとうございました。