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日本型ソーシャルファームの推進に向けて

趣旨

ソーシャルファームは、社会的企業の一つであるが、障害者など一般雇用が困難な人の雇用を目的としている点が特徴である。この手法は、ヨーロッパを中心に発展してきているが、その形態は国によって異なる。

わが国に適したソーシャルファームの形について検討するために、当協会はこれまでにイギリス、ドイツ、フィンランド等における実態調査を行ってきた。このセミナーでは総括としてこれらの国々の専門家を招き、各国の障害者およびその他の社会的弱者の雇用に向けた取り組みを学び、日本型ソーシャルファームのあり方について意見交換を行う。さらに、それらの国々の関係者とネットワークを構築し、情報交換及び連携することで障害者、ホームレス、刑余者、就労困難者の雇用を促進していく。

プログラム

10:30-10:35 開会挨拶

福母淳治(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 常務理事)

10:35-11:35 基調講演 「日本型ソーシャルファーム」構想の課題と現状

炭谷茂
ソーシャルファームジャパン 理事長、
社会福祉法人 恩賜財団済生会 理事長、
公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 会長

11:35-12:25 報告1 「フィンランドのソーシャルファームの現状と課題」

ユッカ・リンドバーグ バテス財団 開発部長

12:25-13:30 休憩
13:30-14:20 報告2 「ドイツのソーシャルファームの現状と課題」

ゲーロルド・シュワルツ
ドイツ国際協力公社 民間セクター開発・雇用創出プログラム(パレスチナ) プログラム責任者

14:20-15:10 報告3 「イギリスのソーシャルファームの現状と課題」

キース・シモンズ ソーシャルファームウェールズ 業務部長

15:10-15:30 休憩
15:30-16:25 パネルデイスカッション
欧州から見た「日本型ソーシャルファーム」への提言

パネリスト:炭谷茂
ユッカ・リンドバーグ
ゲーロルド・シュワルツ
キース・シモンズ

座長:寺島彰  浦和大学総合福祉学部 学部長 教授

16:25 閉会挨拶

野村美佐子  公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 参与