障害者を取り巻くインターネット・アクセスの現状 ~肢体不自由者のWebaccessibility~
- 主題:
- 障害者を取り巻くインターネット・アクセスの現状 ~肢体不自由者のWebaccessibility~
- 著者名・研究者名:
- 伊藤英一(神奈川県総合リハビリテーションセンター)関根千佳(日本アイ・ビー・エム SNSセンター)
- 掲載雑誌名:
- 第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 117~120頁(1997年8月)
- キーワード:
- パソコン、インターネット、WWW、ホームページ、アクセシビリティ、マルチメディア、肢体不自由者
- 連絡先:
- 伊藤英一(神奈川県総合リハビリテーションセンター リハ工学研究室)
神奈川県厚木市七沢516
電話: 0462-49-2590 - 概要:
- インターネットは様々な用途や目的に応用され、個人によるマルチメディア情報の発信を始めた。福祉関連情報も発信され始めているが、障害者が情報を得るためには克服すべき問題も多い。国際的にも障害者のインターネット・アクセシビリティに対する関心も高くなっており、1997年4月に行われたWebAccess'97では活発な発表が行われた。海外では研究機関、企業、そして自治体による重度身体障害者のWWWアクセスを可能にする福祉機器の開発や、ガイドラインやユニバーサルデザインによる情報提供が行われている。一方日本では肢体不自由者のインターネット・アクセスに関する情報をWWWで提供しているのはわずかであり、情報システム全般に関するアクセシビリティが検討されたことは少ない。今後は障害者への技術支援体制を含めたアクセシビリティに関するガイドライン作成が必要である。