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郵政省における高齢者・障害者対応研究の一報告

主題:
郵政省における高齢者・障害者対応研究の一報告
著者名・研究者名:
北風晴司(日本電気(株) 第一C&Cシステム事業本部)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 189~192頁(1997年8月)
キーワード:
郵政省、高齢者、障害者、機能代行、支援通信システム、触知、画像表現技術、音声、色概念、自然言語情報、キーワード抽出
連絡先:
北風晴司(日本電気(株) 第一C&Cシステム事業本部 市場開発部)
〒108-01 東京都港区芝5丁目7-1
電話: 03-3798-9849
概要:
郵政省の研究開発で通信・放送機構にて7年間の企業への委託研究として行われている「高齢者・障害者のための機能代行・支援通信システム技術に関する研究開発」に関してその概要と初年度である平成8年度の研究内容及び成果を報告する。当社分担の初年度の研究として、①触知ディスプレイを用いた画像表現技術②音声・触知・色概念訓練技術、③自然言語情報からのキーワード抽出技術を行った。①は紙による感図の作成が容易にできるような機器の試作と理解度実験を行い、有効性を確認した。②は合成音声の発声と内容の理解を検査することのできる訓練システムの試作と、合成音声の認知・理解に関する実験を行い、有効性を確認した。③はキー入力された自然言語からキーワードを抽出し、情報の検索結果を表示・評価できるキーワード抽出訓練実験システムの試作と利用実験を行い、有効性を確認した。今後は今年度の成果をさらに発展した形で障害者の情報利用に関するより具体的かつ高度な研究を行っていく。