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住宅改良時の改良策に関する考察 -高齢者の住宅改良(リフォーム)ヘルパー制度に関する研究 その3-

主題:
住宅改良時の改良策に関する考察 -高齢者の住宅改良(リフォーム)ヘルパー制度に関する研究 その3-
著者名・研究者名:
原鉄哉(東北福祉大学社会福祉学部)、鈴木浩(福島大学行政社会学部)、斎藤芳徳(郡山情報ビジネス専門学校)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 209~212頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
斎藤芳徳
福島県郡山市方八町2-4-1 郡山情報ビジネス専門学校デザインカレッジ
電話: 0429-56-0025
概要:
厚生省が平成5年度に開始した「住宅改良(リフォーム)ヘルパー制度」の実態を把握するためアンケート調査を行っている。調査期間は1996年11月、対象はリフォームヘルパー制度を実施している市区町村・機関、方法は郵送配布・回収である。リフォームヘルパーが相談にのる際に確認している問題点で確認率の高い「浴室・トイレ」「玄関・廊下・階段」「床」「壁」「出入口」の各項目における改良策の現状把握を行っている。またリフォームヘルパーの職種を「福祉」「保健・医療」「建築」「その他」の職種に分類し、職種毎の改良策の傾向を比較している。例えば「浴室・トイレ」の改良策では「洋式便器に変更」「手すりの設置」は9割を越え、主に保健・医療職の専門性を必要とする内容であることを記載している。このように項目毎に具体的な数値を交え、分析している。住宅改造を行う際に、各々の職種とその改良策の関係を調べる際に有用な文献である。