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住宅改造を阻害する要因に関する考察-高齢者の住宅改良(リフォーム)ヘルパー制度に関する研究 その4-

主題:
住宅改造を阻害する要因に関する考察-高齢者の住宅改良(リフォーム)ヘルパー制度に関する研究 その4-
著者名・研究者名:
齋藤芳徳(郡山情報ビジネス専門学校)鈴木 浩(福島大学行政社会学部)原 鉄哉(東北福祉大学社会福祉学部)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 213~216頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
齋藤芳徳(郡山情報ビジネス専門学校デザインカレッジ)
福島県郡山市方八町2-4-1
電話: 0249-56-0025
概要:
この論文では、住宅改造ヘルパー制度の展開状況において、改良工事に至らなかった原因を把握し、建築、福祉、保健・医療、行政の各分野の専門性に関する考察がなされている。そのために、リフォームヘルパー個人に対し、アンケート調査が実施された。ADL関係の原因では、身体状況の変化に付随した問題が明らかになり、保健・医療関係の専門性の必要性が示唆された。住宅関係の原因では、不適切な改造が問題となることが多く、建築関係の専門性が要求される。また家族関係の原因からは、福祉の専門性の必要性が指摘された。その他の原因としては金銭に関するものが多く、行政の専門性が重要な項目として挙げられた。