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生活環境整備の遠隔地支援・専門的指導の試み -沖縄県宮古島における経験から-

主題:
生活環境整備の遠隔地支援・専門的指導の試み -沖縄県宮古島における経験から-
著者名・研究者名:
国吉秀樹(沖縄県中央保健所)恩河尚清(沖縄県宮古保健所)窪田静(健和会補助器具センター)松尾清美(総合せき損センター)河添竜志郎(朝倉健生病院)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 227~232頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
国吉秀樹(沖縄県中央保健所総務課)
沖縄県那覇市与儀1-3-21
電話: 098-854-1005
概要:
宮古島において平成8年5月から約1年間、中央の高度技術専門家の指導を得て、在宅ケアのための生活環境整備を始めとする地域での技術支援活動を行った。この間に中央の高度技術専門家は3回来島し、直接指導と継続的な相談にあたった。この様な実践の中で、遠隔地で中央の高度技術専門家を活用する際に、以下のことが重要であることがわかった。(1)訪問看護婦など継続的かつ日常的な支援者に、生活環境整備の必要性について動機付けを行うこと。また、そのための周囲の環境づくりも行うこと。(2)中央の技術専門家の指導を受ける際に、事前に十分な情報提供を行い、相互のコミュニケーションを綿密にすること。(3)地元自治体や関係機関の理解を同時に進めること。