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福祉用具産業政策の基本的方向(その1: 福祉用具の範囲と市場規模)

主題:
福祉用具産業政策の基本的方向(その1: 福祉用具の範囲と市場規模)
著者名・研究者名:
福田賢一、後藤芳一、山本俊介(通商産業省機械情報産業局医療・福祉機器産業室)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 237~240頁(1997年8月)
キーワード:
福祉用具産業政策、市場規模、分類方法、整合性
連絡先:
福田賢一(通商産業省機械情報産業局医療・福祉機器産業室)
〒100 東京都千代田区霞が関1-3-1
電話: 03-3501-1562(直)
概要:
今後の産業政策の展開に資するため、今回新たに福祉用具の範囲を定義づけて市場規模の推計を行うこととした。対象範囲設定の考え方としてまず福祉用具をコア領域と周辺領域に分類した。市場規模を把握するため、アンケート調査と関係業界団体等へのヒアリング調査を併用し、既存統計資料により補完した。1995年度の市場規模は8,040億円と推計された。94年度から95年度にかけての伸びは12.2%と大きなものとなっている。しかし周辺領域の規模はコア領域に対して約5%にとどまっている。福祉用具産業はすでに相当の規模に足している。今後は福祉用具産業の動向に対応し、必要に応じて見直しを行うといった柔軟な対応が求められる。