歩行障害者用歩行訓練機器の開発
- 主題:
- 歩行障害者用歩行訓練機器の開発
- 著者名・研究者名:
- 椋代弘、重田和美(岡山県工業技術センター)片山尚一、斉藤貞夫、小川唯司、平井建治(オーエム工業株式会社)
- 掲載雑誌名:
- 第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 255~258頁(1997年8月)
- キーワード:
- 連絡先:
- 椋代弘(岡山県工業技術センター)
〒701-12 岡山県岡山市芳賀5301
電話: 086-286-9600 - 概要:
- 従来の歩行訓練機器の問題を解決した新しい歩行障害者用歩行訓練機器を開発した。まず、体の上下動を減らすために、左右の歩行面を独立させ、それぞれ単独で高さの調節ができる様にした。次に、左右の足のけり出し力の違いに対応するために、左右それぞれの歩行面に独立にブレーキをかけて回転抵抗力を調節可能にした。また、歩行進行方向に対する上下の角度調節も、歩行面前後傾斜調節ネジにより左右独立に行えるようにした。そして、内転や外転という足先の変形に対応するために、歩行面の左右方向の傾斜角度を調節できるようにした。さらに、けり出し方向に適切に対応するために、左右それぞれの歩行面の歩行進行方向をネジで調節できるようにした。