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筋ジストロフィー症者が絵を描くための支援機器 -電動イーゼルの改良と電動吊り下げ式上肢装具の試み-

主題:
筋ジストロフィー症者が絵を描くための支援機器 -電動イーゼルの改良と電動吊り下げ式上肢装具の試み-
著者名・研究者名:
飯島浩、田中理、畠山卓朗、松野史幸、大竹雅子(横浜市総合リハビリセンター)若井良友(富田電機製作所)松下憲一(日東工器株式会社) 持原和則(メドマン株式会社)大塚晴康(画家)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 259~262頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
飯島浩(横浜市総合リハビリセンター企画研究室)
〒222 横浜市港北区鳥山町1770
電話: 045-473-0666
概要:
進行性筋ジストロフィー症による四肢まひ者が絵を描くための支援機器として、電動イーゼル(2号機)と電動吊り下げ式上肢装具の開発を行った。電動イーゼルの場合、障害者が8チャンネルのスイッチを用いて、イーゼルの上昇、下降、左行、右行などの他、迎角を起こす、倒す、左旋回させる、右旋回させるなどの諸操作を行えるようにした。また、電動吊り下げ式上肢装具については、上肢を牽引紐で吊り電動シリンダーで上下動させる方式を採用した。実際に進行性筋ジストロフィー症の画家が使用したところ、障害が重くなる前の腕の動きを思い出した、との評価を得た。