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ジャイロセンサを活用した操作スイッチの開発

主題:
ジャイロセンサを活用した操作スイッチの開発
著者名・研究者名:
石濱裕規 (東京大学・院・広域科学専攻・生命科学系) 福士幸弘 (株式会社東芝)
東前龍一 (株式会社村田製作所) 宮本弘章 (有限会社マイト) 百瀬公人(東北大学・院・障害科学専攻・運動機能再建学) 三好城興 (名古屋市立総合リハビリテーションセンター) 岡田康宏 (国立療養所箱根病院付属リハビリテーション学院) 瀬下遥、君塚葵、柳迫康雄 (心身障害児総合医療療育センター)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 411~414頁(1997年8月)
キーワード:
運動障害、不随意運動
連絡先:
石濱裕規(東京大学大学院広域科学専攻生命環境科学系(博士課程))
〒153 目黒区駒場3-8-1
電話: 03-3485-0481
概要:
身体運動の多くは関節の動きとして起こる角運動であるととらえ、その角運動を検出することが可能なジャイロセンサーを用いた身体装着型のスイッチを試作し、健常被験者においてスイッチ特性の評価実験を行った。装置を同一部位に装着した時に多方向の動きを区別できるか、異なる身体部位に装着した時に様々な体の動きを区別できるか、多関節運動において入力操作が可能となるか、に関して評価実験を行った結果、ジャイロスイッチは、随意的な動きのみに応答すること、より多くの身体部位での操作が可能であること、感度が良く操作に要する力が少なくてすむこと、等の特性を持つスイッチであることが示唆された。