音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

インピーダンス法による入力装置の開発

主題:
インピーダンス法による入力装置の開発
著者名・研究者名:
永田悦子、田中尚文、田沼明、岡島康友 (慶応義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター) 池田盛人、村岡慶裕、富田豊 (慶応義塾大学理工学部)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 415~416頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
永田悦子(慶応義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター)
電話: 0558-85-1701
概要:
眼球の垂直方向運動と開閉眼のみが随意的に可能であるという典型的なLocked-in症候群を呈する症例に対して、インピーダンス変化を利用した入力スイッチの開発を行い、使用した結果について報告している。インピーダンスの測定には正弦波定電流による四電極法の原理を応用し、皮膚のインピーダンスの左右されることなく内部組織のインピーダンスのみを測定することができる。電極を眼窩縁に装着することで随意的な開閉眼の検出が可能であり、疲労も起こさず誤動作も認められなかった。本症例では、スイッチをコードレスインターホンに接続させ介護者の呼び出しに使用している。