音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

選択メニュー学習機能付き環境制御装置の提案と操作効率シミュレーション

主題:
選択メニュー学習機能付き環境制御装置の提案と操作効率シミュレーション
著者名・研究者名:
吉田直樹(北海道大学医療技術短期大学部)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集12巻 453~458頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
吉田直樹(北海道大学 医療技術短期大学部 作業療法学科)
〒060 札幌市北区北12条西5丁目
電話: 011-706-3392
概要:
環境制御装置の機器選択の際の操作量を軽減するための学習機能を利用した一方法を提案している。学習方法としては、最後に選ばれた機器がメニューの先頭に来てそれ以下が一つずつ下位にずれて並び方が変わる最新型学習とそれぞれの機器が選ばれた回数が記憶されその回数の多い順に上位から並ぶ最頻型学習の2通りを挙げている。また、それぞれに対してシュミレーションを行い、比較検討している。100回使用した場合のシュミレーションを行った結果、2つの学習方法に大きな違いはないとの結果を得ている。そのため、筆者はどちらの学習方法が優れているかの最終的な判断を下せていない。その代わり、ナースコールのような緊急性の高いものは上位に固定させ、学習の対象にしない、より細かな利用者の生活パタンを学習させるなど環境制御装置の選択メニューにおいて特有の条件を提言している。