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パーソナルコンピュータ(PC)を用いた環境制御装置(ECS)の開発

主題:
パーソナルコンピュータ(PC)を用いた環境制御装置(ECS)の開発
著者名・研究者名:
倉持 昇(東京都リハビリテーション病院)園田 茂(慶応大学月ヶ瀬リハビリテーションセンター)辻内 和人(埼玉県総合リハビリテーションセンター)大旗 慎一(株式会社 キューズ)南 浩一(アトリエ南)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 459~462頁(1997年8月)
キーワード:
環境制御装置(ECS)、パーソナルコンピュータ(PC)、入力装置、多チャンネルECS、重度障害者
連絡先:
倉持 昇(東京都リハビリテーション病院)
東京都墨田区堤通2-14-1
電話: 03-3616-8600
概要:
我々はPCを表示部、入力装置にすることで柔軟性を持たせたシステムを試作した。本システムはPCとPCのシリアルポートに接続されたECS本体及び赤外線リモコンユニットから構成され、全ての設定はPC上のソフトウエアにより行われる。表示装置はPCモニターであり、形式をテキストファイルである定義ファイルに記述できる。赤外線リモコンも学習されたデータをPC上のデータとして扱える。リモコンのデータはフロッピーディスクなどへの保存も可能であり、他のPCにも利用できる。安全性についてはPCが暴走してしまった場合に備えてナースコール機能のみは別回線で残るようにしてある。重度障害者に使用してもらったところ、実用性が示唆された。