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障害者の生活体験による福祉センターの施設・設備についての分析

主題:
障害者の生活体験による福祉センターの施設・設備についての分析
著者名・研究者名:
山澤清(愛媛大学教育学部)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 467~468頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
山澤 清
〒790 愛媛県松山市道後湯之町4-52(自宅)
電話: 089-933-4624
概要:
四肢不随意運動性脳性麻痺である筆者が松山市総合福祉センターの施設・設備の構造を調査し、その結果を踏まえて障害者や高齢者にとって必要な事項について考察している。建設省住宅局建設指導課が1982年に監修した「身体障害者の利用を考慮した建築設計標準」に記載されている国際シンボルマークを掲示するための6つの項目(玄関、出入口、ランプ、通路・廊下、トイレ、エレベータ)に分けて同センターを調査している。各項目において、国際シンボルマークを掲示するための最低条件と同センターの実態を数値的に挙げ、条件を満たしていることを報告している。更にその他の障害者らの利用を考慮した設備として誘導路、視覚障害者誘導ブロック、トイレを挙げ、同センターにおける実態と照らし合わせている。結果、誘導路では両側に手すりを整備すること、視覚障害者誘導ブロックに関しては色を黄色のブロックとすることなどを提言している。