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スウィングの開発と使用結果

主題:
スウィングの開発と使用結果
著者名・研究者名:
ジェフ・ロビンス、光野有次(株式会社無限工房)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 471~476頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
光野有次(株式会社無限工房)
長崎県諫早市目代町705-16
電話: 0957-22-6640
概要:
筆者らの所属する株式会社無限工房において、感覚統合療法の原理に基づいて開発してきたカーペットスウィングのうち代表的な4種類について紹介している。そのサイズや形態、取り付け方法や動きを説明している。なお、スイングは簡易的なブランコのような形状をしており、本報告ではサンライト・スウィング、オーシャン・スウィング、ポニー・スウィング、ブロック・スウィングの4種類が挙げられている。6歳の女児を被験者として、腹ばいでのった子供の胴体部分を支える場合、クッションチェアを取り付けて乗る場合、背もたれを使って乗る場合など具体的な使用例を挙げ、図を用いて使用方法を説明している。これらのスウィングを使用することにより、他の方法では反応を示さなかった筋肉や関節がスウィングの動きに応じて重力のベクトルが変化することにより反応を示し始めると説明しており、障害児の療育に効果があるとしている。