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画家太田利三の世界

(財)日本障害者リハビリテーション協会

項目 内容
備考 Webマガジン ディスアビリティー・ワールド 2003年1月号掲載
この記事は東京コロニー・アートビリティ様のご好意により掲載しています。

太田氏の作品「花火」

 1939年、静岡県生まれ。生後7ヶ月でポリオによる歩行障害となり、未就学独学で画家に。製作の傍ら、主に地域の児童を対象とした太田利三絵画教室を主宰。第1回障害者アートバンク大賞、1992年度国際芸術文化賞、日米親善美術展シアトル美術賞、1989年度銀座大賞展入選等、29回の受賞歴がある。子供たちとの日常の交流のひとこまを4コマ漫画に仕立て、20年以上も地元の福祉雑誌に連載したものをまとめた「星の子」(アートビリティ出版)を出版。
また、太田利三絵画教室を開設し、子供たちに絵を教えている。

太田氏の作品「なまはげ」

 太田氏はゴールについてこのように語る。「私にとって絵を教えることが天職であり、子供たちの作品を通じて本来のアートとは何かというテーマを勉強中の身です。子供たちの作品のように純粋無垢で、しかも芸術性の高い作品、これこそが私の求めるアートです。」

太田氏の作品「家族」

太田氏など障害者アートはオンラインで見ることができる。http://www.artbility.com
アートビリティは、アーティストの作品を有料で貸し出して、障害を持つアーシストの支援にあてる活動を行なっている
また、アーティストのポストカードの販売を行なっている。 http://www.artbility.com/shop.html