障害保健福祉研究情報システム(DINF)・メールマガジン バックナンバー
創刊号(2006年7月3日配信)
□…… DINF: 障害保健福祉研究情報システム・メールマガジン ……………□
創刊号(2006年7月3日配信) 刊行:不定期
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DINF(Disability INFormation Resources)は、
財団法人日本障害者リハビリテーション協会が
障害者の保健と福祉に関わる研究を支援するために、
国内外から広く関連する情報を収集し障害者関連の情報を
提供しているサイトです。
創刊号のメールマガジンに限り、DINFサイトよりお申し込み頂いた方のほか、
当協会セミナーにご参加頂いた方にお送りさせていただいております。
次号以降ご希望される方は、
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個人情報を適切に保護するため、お預かりした情報は取扱いに
つきましては細心の注意を払っています。
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■ 目次
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【1】 注目記事
【2】 コンテンツの紹介
【3】 新着情報
【4】 セミナーのご案内
【5】 ウェブ担当者コラム
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【1】 注目記事
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IBBY障害児図書推薦リストの紹介/
絵本「赤いハイヒール」(日本語版)出版のお知らせ
■ 『IBBY障害児図書推薦リストの紹介』 ■
国際児童図書評議会
(International Board on Books for Young People、略IBBY)は、
1990年に国連で批准された、子どもの権利条約
(Convention on the Rights of the Child)の基本に
則って活動 しています。
1953年にスイスのチューリッヒで設立され、
子どもと子どもの本に関わるすべてのひとをつなぐ
世界的ネットワークとして、
現在本部をスイスのバーゼルに置いて活動しています。
また障害のある青少年がもっと本を楽しむ機会が広がるよう、
すぐれた本を選定するプロジェクトも行っています。
2005年度はどのような本が選ばれたのでしょうか。
障害のある青少年にとって、良い本とは?
(URL)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/info/ibby.html
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■ 『赤いハイヒール』(日本語版)出版のお知らせ ■
当協会情報センターの『赤いハイヒール』プロジェクトチームが
このたび、マルチメディアDAISYのCD-ROM付き
『赤いハイヒール』日本語版を発行しました。
(マルチメディアDAISYは、
PCを使ったアクセシブルな情報システムです。)
原版『赤いハイヒール』は、1994年スウェーデンの
「読みやすい図書基金」から出版されました。
「読みやすい図書基金」は、国の補助を受け
普通の本では理解がむずかしい方々を対象に、
「わかりやすい・読みやすい」ということを念頭におき、
イラストや写真の構成、レイアウト、文字の大きさ、
ストーリー構成、語彙など様々な工夫をした本や新聞を出版しており、
『赤いハイヒール』は「世界のバリアフリー絵本展(2002年)」で、
IBBY(国際児童図書評議会)から、
障害のある青少年向けの推薦図書に選ばれました。
日本での出版にあたり、わかりやすくするために
様々な工夫がほどこされている原作を意識して、
漢字にルビをつける、わかりやすい言葉を選ぶとともに、
主人公のワクワクする思いをできるだけ
日本語に翻訳する努力をいたしました。
(URL)
http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/news/books/redhi.html
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【2】 トピックス
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【第一回】「厚生労働科学研究・研究推進事業」とは
政府の「障害者基本計画重点施策実施5か年計画」に基づき、
厚生労働省は平成15年度を初年度として、
障害保健福祉政策の総合的推進をすすめております。
その一環として、(財)日本障害者リハビリテーション協会は
研究基盤充実のための支援団体として、
厚生労働省の委託を受けて
「障害保健福祉総合研究推進事業」を実施致しております。
DINFで掲載している、
平成17年度の厚生労働科学研究の報告書2件をご紹介します。
■ 平成17年度 厚生労働科学研究報告書 ■
(1)「みて、きいて、はなしあおう、元気の出る話」
地域移行・本人支援・地域生活支援東京国際フォーラム
(概要)
知的障害がある人の支援についてスウェーデン、オランダ、
オーストラリア、そして日本の本人及び研究者が発表や
話し合いを行った国際フォーラムの全内容を掲載しています。
キーワードは
「エンパワメント」「本人活動」「地域移行」「地域生活支援」。
各国の取り組みは?本人たちの夢や希望は?
日本でのより良い支援のためのヒントが満載です。
(URL)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/kousei/international/index.html
(2)発表会:「障害のある人をサポートする情報を共有するには?」
-言語的意思伝達に制限のある重度障害者に対して
IT技術等を活用した意思伝達手段の確保を支援するための
技術開発に関する研究-
(概要)
障害のある人も支援をする人もともにコミュニケーションに困っています。
【情報の共有】がいかに障害のある人とのコミュニケーションに大切なのか、
そして実際に情報を共有するために便利なツール、
サポートブックeーPPシステムとは?
AAC(拡大代替コミュニケーション)研究の核心に迫る。
(URL)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/kousei/info/index.html
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【3】 新着情報
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【国連障害者の権利条約】
「障害者の権利条約」国連特別委員会議長草案に関する意見書
(URL) http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/adhoc7/iken_index.html
【研究と調査-DAISY関連】
DAISY方式の解釈…「DAISYで読む」…DAISYは国際標準規格
(URL) http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/daisy/re050404.html
【研究と調査-精神・知的・学習障害・自閉症・ダウン症】
約束を達成するために-アメリカにおけるメンタルヘルスケアの変革-(要旨)
(URL) http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/ld/mental/index.html
ニュージーランドのメンタルヘルスサービス計画 (要旨)
(URL) http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/ld/mental_n/index.html
【ノーマライゼーション 障害者の福祉】
2006年5月号目次
(URL)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n298/n298_mokuji.htm
2006年6月号目次 (URL)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n298/n298_mokuji.htm
2003年1月号コンテンツ (URL)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n258/n258_mokuji.htm
2003年2月号コンテンツ (URL)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n259/n259_mokuji.htm
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【4】 セミナーのご案内
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(財)日本障害者リハビリテーション協会では、
8月31日 に『ディスクレシアへの支援』と題したセミナーを開催致します。
以下、セミナーの概要です。
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[名称]:
『セミナー:ディスレクシアへの支援 ―デンマークの図書館の活動から―』
[趣旨]:
ヨーロッパディスレクシア協会(EDA)の元会長であり、
2001年に国際図書館協会より発行された
『ディスレクシアのための図書館サービスのガイドライン』
(http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/easy/gl.htm)
の執筆者ギッダ・スカット・ニールセン氏を招き、
デンマークの図書館を中心としたディスレクシアの方々への支援について学ぶ。
導入としてクリニックかとうの加藤醇子氏に日本での
ディスレクシア支援の現状をお話いただく。
ギッダ氏の講演に引き続き、認知・知的障害者への情報技術支援に
ついて財団法人日本障害者リハビリテーション協会の活動を紹介。
また、質疑応答により参加者とデンマーク及び日本での支援について
の知識を共有し、より良い支援のあり方を考える場を提供する。
[主催]: (財) 日本障害者リハビリテーション協会
[期日]: 平成18年8月31日 (木) 18:15~20:30
[会場]: 日本財団ビル会議室
【日本財団 地図のURL】
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
[予定招聘講師]:
ギッダ・スカット・ニールセン
(ヨーロピアン・ディスレクシア・アソーシエーション理事)
加藤 醇子
(クリニックかとう院長)
[プログラム]: (同時通訳、手話通訳、要約筆記付き)
18:15 開会
18:30-18:50 報告 「日本でのディスレクシアの現状」 加藤 醇子
18:50-19:30 講演 「ディスレクシアへの支援」 ギダ・スカット・ニールセン
19:30-19:40 休憩
19:40-20:00 報告 「DAISYを活用したディスレクシアの方々への支援」
野村美佐子
20:00-20:30 質疑応答
[定員]: 100名(定員になり次第締め切りとする)
[参加費]: 無料
[申込方法]: 必要事項を記入の上、メール、郵送、ファクスにて申込受付し
ております。
【必要事項】
・ お名前 ・ ご所属 ・住所 ・ 電話 ・ FAX
・ メールアドレス
・ 必要な支援 (車イス使用/手話通訳/点字プログラム/磁気ループ)
「申込締切」: 平成18年8月18日(金)
「参加申込先」:
日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
担当:野村・飯田・有田
〒162-0052 東京都新宿区西新宿3-2-11 新宿三井ビルディング2号館7階
TEL: 03-5909-8280 FAX: 03-5909-8284
Eメール : dinf-j@dinf.ne.jp
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■ 関連記事 ■
情報のアクセス -- 『ディスクレシア』
(URL) http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/dyslexia/index.htm
情報へのアクセス -- 『障害者のための図書館へのアクセス』
ギッダ・スカット・ニールセン著
(URL) http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/info/oslo_index.htm
読みやすさ(Easy-to-Read)について
-- 『ディスレクシアのための図書館サービスのガイドライン』
(URL) http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/easy/gl.htm
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【5】 ウェブ担当者コラム
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【第一回】 『ウェブでプレゼン資料を見せる(1)』
W3Cは、ウェブで利用される技術の標準化をすすめる団体であり、
その中のワーキンググループWAI(Web Accessibility Initiative)は
「障害をもつ人を含むすべての人が使いやすいwebの実現」を
目指し活動を行っています。
今回は、WAIによるプレゼンテーションツール
”HTMLスライド”をご紹介します。
この”HTMLスライド”を使って、
プレゼンテーションデータを作成すると、
1枚のHTMLファイルから、一度にスライドを書き出すことができます。
書き出されたスライドはHTML形式のため、
そのままウェブに掲載することも可能です。
もちろん、タグを文書構造に沿って記述すれば、
タグはそのまま書き出されるので
アクセシビリティに配慮したプレゼン資料が作成できます。
インストーラーのダウンロードページは以下のURLです。
(URL) http://www.w3.org/Talks/slidemaker/YYMMsub/slide2-0.html
※ フリーで使用できますが、上記のページの著作権や文書利用のポリシー
に従って使用してください。
次回では、実際にスライドの書き出し方を紹介したいと思います。
□□■ 編集後記………………………………
今後も有用な情報提供ができるようスタッフ一同頑張ってまいります。
次号もご期待ください。
--
発行元:(財)日本障害者リハビリテーション協会
〒162-0052 東京都新宿区西新宿3-2-11 新宿三井ビルディング2号館7階
TEL: 03-5909-8280 FAX: 03-5909-8284
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