障害保健福祉研究情報システム(DINF)・メールマガジン バックナンバー
第五号(2006年10月20日配信)
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第五号(2006年10月20日配信) 刊行:不定期
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DINF(Disability INFormation Resources)は、
財団法人日本障害者リハビリテーション協会が
障害者の保健と福祉に関わる研究を支援するために、
国内外から広く関連する情報を収集し障害者関連の情報を
提供しているサイトです。
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細心の注意を払っています。
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■ 目次
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【1】 新着情報
【2】 セミナーのご案内
【3】 ウェブ担当者コラム
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【1】 新着情報
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●10月13日 新着 BMF-SCM (BMF関係者調整委員会)
>暫定議事案(英語)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/twg/jpn/agenda.html
>「びわこプラス5年:後半5年(2008~2012年)のより積極的な実践のための戦略」草案 (英語)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/twg/jpn/draft.html
●10月12日 新着 ノーマライゼーション 障害者の福祉
>2006年10月号目次
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n303/n303_mokuji.htm
●10月6日 新着 その他の項目 - 海外からのトピックス
>図書館は障害者に何ができるか?-IFLA(国際図書館連盟)年次大会(2006)に参加して-
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/else/topics/ifla.html
●10月6日 新着 ノーマライゼーション 障害者の福祉
>2003 年10月号コンテンツ
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n267/n267_mokuji.htm
>2003 年9月号コンテンツ
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n266/n266_mokuji.htm
●9月29日 新着 研究と調査- CBR(地域に根ざしたリハビリテーション)
>第1部CBR 地域に根ざしたリハビリテーション
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/cbr/cbr_reha/index.html
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【2】 セミナーのご案内
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セミナーおよび講演会の情報を2件お伝えします。
●国際セミナー
『アジア太平洋障害者の十年後半5年の促進に向けて』
●講演会
『障害児に豊かな読書体験を―IBBYの活動から― 』
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●国際セミナー
『アジア太平洋障害者の十年後半5年の促進に向けて』
【主催】財団法人日本障害者リハビリテーション協会
【後援】独立行政法人福祉医療機構
【協賛】JDF(日本障害フォーラム)
【日時】2006年11月21日(火)午後1時30分から5時
【会場】戸山サンライズ2階大研修室
(http://www1.normanet.ne.jp/~ww100006/tizu.htm)
【参加者数】120人程度
【セミナー参加費】無料
【レセプション】午後5時30分から7時まで(戸山サンライズ内)
参加費は一人2,000円(飲み物とオードブル)
【趣旨】
ESCAPは、来年、第二次アジア太平洋障害者の十年中間年を迎えます。
それに先立ち今年10月18日から20日まで、変化の担い手としての
障害者・家族・女性の自助団体に関するワークショップを
開催しその結果を同十年の「後半5年の戦略」につなげる予定です。
また同十年を民間で推進するAPDF(アジア太平洋障害フォーラム)は
10月16日と17日に総会と会議を開催します。
セミナーでは、この地域にとって重要なそれらの会議の結果を紹介し、
今後のアジア太平洋地域での私たちはどう活動を展開するか、
また草案が採択された国連障害者の権利条約は
今後どうかかわるかなどについて参加者と議論ができればと思います。
はじめての方もお気軽にご参加ください!
【お問合せ先】
日本障害者リハビリテーション協会国際部 案浦(あんのうら)、荒木
電話03-5292-7628、fax03-5292-7630
e-mail: araki.kaoru@dinf.ne.jp
【セミナーのご案内】
http://www.normanet.ne.jp/info/seminar061121.html
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●講演会
『障害児に豊かな読書体験を―IBBYの活動から― 』
「昔からいつも私の最大の念願であり、夢の1つは、
本で得られる全ての素晴らしい冒険への鍵を子どもたちに運ぶことです。」
ハイジ・コートナー・ボイエセン氏
本を読むことによって未知の世界を旅して、
会ったことない人に会ったり、知識や想像力を高めることができます。
このような経験を障害のある子どもたちもぜひ経験してほしいと考え、
講演会を企画しました。
国際児童図書評議会(IBBY)障害児図書資料センターの
ハイジ・ボイエセン氏を招き、IBBYの活動を通して
障害児に対する読書支援について講演をしていただき、
それを受けて日本の障害児への読書支援について
JBBY(社団法人日本国際児童図書評議会)の撹上久子氏に
お話をいただきます。
また、具体的な1つの支援方法としてDAISYについて
(財)日本障害者リハビリテーション協会の
取り組みについても報告をいたします。
最後に意見交換により参加者と共に障害のある子どもたちも
読書を楽しめるより良い読書環境について考えていく機会を提供します。
また、会場においては海外及び日本のバリアフリー絵本の展示も
行いますのでどうぞお楽しみ下さい。
【主催】 (財) 日本障害者リハビリテーション協会
【開催日】 平成18年11月12日 (日) 13:30~16:30
【会場】 虎ノ門パストラル5階 ミモザ (東京都虎ノ門4-1-1)
アクセス http://www.pastoral.or.jp/access/index.php
【お問い合わせ】 TEL:03-5909-8280/03-5273-0601
e-mail: dinf-j@dinf.ne.jp FAX:03-5273-1523
担当:有田・飯田
【講演会のご案内ページ】
http://www.normanet.ne.jp/info/koenkai20061112.html
【DINF掲載中の関連記事】
本の力―世の中を変える?ハイジ・コートナー・ボイエセン氏
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/info/norway.html
2005年度 「IBBY障害児図書推薦リスト」より
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/info/ibby.html
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【3】 ウェブ担当者コラム
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(1)障害者と支援技術 - アルティア編
今回は、私達、(財)日本障害者リハビリテーション協会が
開発を行なっているソフト”アルティア”(無償でご提供)
をご紹介します。
障害を持つ方にとって、
今や欠かせなくなってきている障害支援技術。
私の視覚障害者の友人のうち1人は今、在宅で仕事をしています。
メールやインターネットをコミュニケーションや
情報収集手段として日々、駆使して仕事をしているのです。
彼がインターネットやメールを読む際の必需品が
障害支援技術の1つである、パソコンの情報を
読み取り音声化するスクリーンリーダーであり音声ブラウザです。
それらは今や彼にとってもう本当に無くてはならないもの。
ちょっと大げさかもしれませんが生きていくのに
まさに必要な道具といえるでしょう。
私の友人のように、障害を持つ方々は、
支援技術&メール・インターネットを使用することで
様々な人の意見を聞いたり相談したり、
ある場所への行き方をたずねたり、
「主体的に情報を得る・提供する」行為が可能になりました。
そして、このことは障害者当事者自身の考えや意見を
多くの人が知るきっかけにもなったのです。
”アルティア”は、視覚障害者・弱視の方や盲ろう者の方が
利用しやすいように設計されている障害支援統合ソフトウェアです。
ご自身が視覚障害当事者でいらっしゃる静岡県立大学の石川准教授が、
ユーザーのニーズを自分自身で体験し、開発されました。
支援技術&メール・インターネットは各々独立していることが多いのですが、
アルティアは全てが統合されていることが画期的な点です。
文章を編集するエディター機能を中心に設計されていて、
アルティア独自のコマンド操作のほか、
通常のwindowsソフトと同じメニューからの操作も出来ます。
ホームページを見るソフトであるブラウザとメールソフトが
連携されて操作が出来たり、電子辞書を組み込めば音声で
読み上げることも出来ます。
伴う機能としては合成音声で読み上げ機能、文字情報を
点字で現すことが出来る点字ディスプレイでの出力、
拡大文字表示も可能ということなどが上げられます。
現在、福祉関連の展示会等でご紹介を行なっています。
ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら
下記URLよりぜひダウンロードを行なってください。
アルティア for windows
http://www.normanet.ne.jp/~altair/
□□■ 編集後記………………………………
10月28日より、当協会情報センターが事務所を移転いたします。
新住所:
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
TEL:03-5273-0796(こちらの電話番号の使用開始は10月末です)
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発行元:(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
〒162-0052 東京都新宿区西新宿3-2-11 新宿三井ビルディング2号館7階
TEL: 03-5909-8280 FAX: 03-5909-8284
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