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障害保健福祉研究情報システム(DINF)・メールマガジン バックナンバー

第23号(2008年6月10日配信)

□…… DINF: 障害保健福祉研究情報システム・メールマガジン ……………□
                第23号(2008年6月10日配信) 刊行:不定期
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 DINF(Disability INFormation Resources)は、
 財団法人日本障害者リハビリテーション協会が
 障害者の保健と福祉に関わる研究を支援するために、
 国内外から広く関連する情報を収集し障害者関連の情報を
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 つきましては細心の注意を払っています。
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■   目次
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【1】新着情報
【2】セミナーのご案内
【3】ウェブ担当者コラム
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【1】新着情報
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【情報のアクセス問題】
(5月12日 新着)
"Save As DAISY XML"のリリースに関するニュース 
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/080507_SADX.html
  2008年5月7日にマイクロソフト社は、マイクロソフトオフィスワードを対象とした
  "Save As DAISY XML" のリリースを発表しました。
  "Save as DAISY XML"(DAISY XML方式による保存用アドイン)は、
  マイクロソフトオフィスワード2007、ワード2003、ワードXP用に設計されたもので、
  Open XMLベースのテキストファイルを、DAISY XMLに変換して保存することができます。
  "Save as DAISY XML"をインストールすると、ワード文書の保存形式として
  DAISYを選択することができるようになります。
  この記事は、「DAISYコンソーシアム ニュース」と
  「マイクロソフト プレスリリース」による発表の翻訳です。
【会議・セミナーの報告書】
(5月14日 新着)
国際障害者支援シンポジウム報告書(2007年9月15日)
発展途上国の障害分野における人材育成の必要性と効果、及び援助機関のかかわり方 
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/070915_seminar/index.html
  2007年9月15日に開催した国際シンポジウムの報告書です。
  シンポジウムでは、「ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業」の研修による
  人材育成と帰国後の支援が効果的に作用した事例として、日本のNGOやNPO、国際援助機関の
  支援を受け活動している、パキスタンのシャフィク・ウル・ラフマン氏と
  ネパールのクリシュナ・ゴウタム氏に、
  日本での研修を含めた活動の軌跡、及び自国の状況をご報告いただいています。
  パネルディスカッションは、両氏と日本のNGO、NPO、国際援助機関の方々を交え、
  途上国の障害分野における人材育成の必要性と効果、及びその後の支援のあり方についての
  意見交換を行ないました。
  報告書掲載にあたり、シンポジウムに登壇した日本の関係者からご寄稿いただいています。
(5月28日 新着)
平成19年度パソコンボランティア指導者養成事業セミナー
「障害者IT支援とパソコンボランティアの展望」報告書 
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/pcv_seminar/index.html
  2008年2月16日に開催したパソコンボランティア指導者養成事業のセミナーの報告書です。
  今、ボランティアは何を求められているのか、パソコンボランティアに対して
  どのような支援が可能なのかをテーマにご講演をいただき、参加者と意見交換を行いました。
  当日の講演内容とパワーポイント、配布資料を掲載しています。
(6月3日 新着)
平成19年度 国際セミナー 報告書  第二次アジア太平洋障害者の十年中間プログラム
「アジア太平洋における障害者支援活動-現場での経験から得たこと」 (2007年12月3日) 
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/apddp/02.html
  2007年12月3日に、第二次アジア太平洋障害者の十年中間年記念プログラムとして開催した
  国際セミナーの報告書です。
  政府、社会福祉法人、NPO等様々な立場の5人の講演者がアジアにおける障害者支援の経験から
  得たことについて語っています。
【国連障害者の権利条約】
(5月15日 新着)
障害者権利条約発効に関する記者会見(国連 2008年5月12日)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/un-pc20080512.html
  2008年5月15日に、国連で障害者権利条約発効に関する記者会見が行われました。
  
  この記事は、その模様を報告した国連の非公式記録の翻訳です。
  英語原文も掲載しました。
  PRESS CONFERENCE ON DISABILITIES CONVENTION ENTRY INTO FORCE
  http://www.dinf.ne.jp/doc/english/rights/ri20080512.html
  
  記者会見の様子は、UN WebcastのArchives 2008から見ることができます。
  UN Webcast Archives 2008
  http://www.un.org/webcast/2008.html
(6月9日 新着)
障害者権利条約および選択議定書発効記念特別イベント(2008年5月12日)
  William Rowland(ウィリアム・ローランド)氏(IDA CPRDフォーラム)の司会の言葉
  http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/un-ceef20080512_WR.html
 国連事務総長潘基文氏の祝辞
 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/un-ceef20080512_BK.html
  
 Lex Grandia(レックス・グランディア)氏(IDA CPRDフォーラム代表)の声明
 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/un-ceef20080512_LG.html
 式典のすぺてのプログラムと祝辞・声明の原文はUN Enableをごらんください。
  United Nations Commemorative Event for Entry into Force of the Convention 
  on the Rights of Persons with Disabilities and Optional Protocol
  http://www.un.org/disabilities/default.asp?id=474
【研究調査】
(5月27日 新着)
平成18年身体障害児・者実態調査結果(厚生労働省 平成20年3月24日) 
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/handicap/H18_actual_condition_survey/index.html
  この調査は、在宅身体障害児・者の生活の実情とニーズを把握し、
  今後における身体障害児・者福祉行政の企画・推進のための基礎資料を得ることを目的として、
  厚生労働省が5年に1度実施しているものです。
  今回の調査は、平成18年7月1日に行われ、結果は平成20年3月24日に公開されました。
  厚生労働省の担当者より許諾をいただき、HTML形式で掲載しています。
(6月6日 新着)
平成19年度厚生労働科学研究 障害保健福祉総合研究成果発表会報告書
安心と安全-在宅障害者とともに創るチームのかたち-主任研究者 川村佐和子 
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/kousei/h19happyo/index.html
  厚生労働科学研究・研究推進事業は、研究事業の採択課題の研究を支援するための事業です。
  日本障害者リハビリテーション協会では厚生労働省より委託を受け
  「障害保健福祉総合研究推進事業」を実施しています。
  DINFでは、ご提供いただいた研究成果発表会と事業報告書のデータを掲載しています。
  2006年8月24日に開催された「安心と安全-在宅障害者とともに創るチームのかたち-」の
  研究成果報告会の報告書です。
【WSIS】
(5月27日 新着)
DAISYコンソーシアム、ITU世界電気通信情報社会賞受賞 (2008年5月15日) 
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prompt/080515_ITU-Award.html
  2005年11月の世界情報社会サミット(WSIS)終了以降、
  世界電気通信情報社会の日は、インクルーシブでより公正な情報社会の構築に貢献した
  優れた受賞者に対し、ITU世界電気通信情報社会賞を授与する式典が開催されることで
  注目を集めてきました。
  2008年のITU世界電気通信情報社会賞は、
  Suzanne Mubarak(スザンヌ・ムバラク)エジプト大統領夫人、
  Andrea Saks(アンドレア・サクス)氏、DAISYコンソーシアムが受賞しました。
  なお、DAISYコンソーシアムの受賞の様子は、YouTubeで見ることができます。
  http://www.youtube.com/watch?v=zERQTS4N0pk
  河村宏氏(DAISYコンソーシアム会長)のITU世界電気通信情報社会賞受賞スピーチの
  テキスト(英語)
  http://www.dinf.ne.jp/doc/english/prompt/080515_ITU-Award-kawamura-speech.html
【国際機関】
(6月4日 新着)
BMF:バリアフリー社会に向けて
バングラデッシュの報告
第2次アジア太平洋障害者の10年 (2003-2012)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/intl/bmf/01.html
  びわこミレニアム・フレームワークにおいて定められた目標と比較し、
  バングラデシュでの進捗を包括的に評価することを目的として行われた調査の報告書で、
  原本は2007年4月に発行されました。
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【2】セミナーのご案内
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●ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業 第9期生 成果発表会
趣旨:
ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業第9期生も
研修修了の時が近づいてきました。
そこで、1年間の総まとめとして成果発表会を行います。
それぞれの研修生が約10ヶ月に渡って行われた研修を振り返り、 
会場の皆さんと一緒に帰国後の目標や夢を語らう場とします。
期日:平成20年6月21日 (土) 13:30~17:00
会場:戸山サンライズ 2階 大研修室
    〒162-0052
    東京都新宿区戸山1-22-1
    電話:03-3204-3611 (代表)
    http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/
主催:
ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業 第9期生
財団法人 広げよう愛の輪運動基金
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
参加費:500円 (資料代)
*当日受付にてお支払い下さい。介助者は無料です。
定員:200名 (先着順)
申込み方法:
参加申込フォーム(http://cgi.normanet.ne.jp/~duskin/postmail/postmail.html)を
ご記入の上、6月16日 (月)までにお申し込みください。
事務局:
日本障害者リハビリテーション協会 企画研修部研修課
(〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1)
電話:03-5273-0633
FAX:03-5273-1523
メールアドレス:inquiry@dinf.ne.jp
成果発表会詳細情報
http://cgi.normanet.ne.jp/~duskin/postmail/postmail.html
ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業
http://www.normanet.ne.jp/~duskin/
(第9期生のプロフィールはこちらでご確認ください。)
●平成20年度パソコンボランティア指導者養成研修の募集
ITを活用した情報アクセスの理解や障害のある人々の自立や社会参加の
推進を図るために必要不可欠となるパソコンボランティアの指導者を養成する
研修を、平成14年度より厚生労働省の助成事業として、
財団法人日本障害リハビリテーション協会が実施しています。
この事業は、障害者の情報通信技術の利用機会や活用能力の格差是正のため、
パソコンボランティアを指導する人を養成することを目的としています。
平成20年度パソコンボランティア指導者養成研修の募集を開始いたしましたので
ご案内をさせて頂きます。
次のウェブページより、実施要綱、研修科目の概要、実施予定をご確認の上、
研修申し込みフォームよりお申し込み下さい。
http://www.jsrpd.jp/ic/pcv/
今年度は東京研修2回、地方研修4回(仙台、福岡、京都、名古屋)、
特別地方研修1回(沖縄)、盲ろう研修1回(東京)、
視覚障害研修1回(東京)、マルチメディアDAISY研修1回(東京)です。
お問い合わせ先:
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
E-mail:pcv@list.jsrpd.jp
TEL:03-5273-0796
以下、今年度の第1回目の研修として行う盲ろう研修のご案内です。
◇盲ろう研修
 概要:盲ろう者支援やインターフェイスについての概説、
   盲ろう当事者からの活用事例報告、弱視ろう者へのパソコン支援の概説のあと、
   アルティア、ブレイルセンス、ブレイルメモ等を
   実際に使いながら、その活用方法を習得していただきます。
   時間割は、こちらのページをご確認ください。
   http://www.jsrpd.jp/ic/pcv/schedule.html
 期日:平成20年7月5日(土)9:30~17:10、7月6日(日)9:30~17:30
 会場:戸山サンライズ(東京都東京都新宿区戸山1-22-1)
      http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/
 参加費:4,000円 *開催日2週間前までに指定の郵便口座にお振込みください。
  定員:20名(先着順)
 申し込み方法等の詳細は以下のページをご覧ください。
 http://www.jsrpd.jp/ic/pcv/
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【3】ウェブ担当者コラム
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●『個別支援室と学習支援員の仕組みと効果』
 NPO法人EDGE 文部科学省委託事業 平成19年度発表会
 http://blog.livedoor.jp/npo_edge/archives/51136579.html
5月24日にNPO法人エッジが、文部科学省委託事業
「障害のある子どもへの対応におけるNPO等を活用した実践研究事業」の
平成19年度発表会を行いました。
港区では平成16年度から通常学級内におけるLDの児童生徒に対する学習支援、
ADHDの児童生徒に対する安全確保や行動面での支援をする体制つくりに向けて
NPOや専門家と協働して検討を重ね、17年度には学習支援員(LSA)の要請講座を開始し、
相談、検査とLSAの育成、派遣をすることができる個別支援室を設置しました。
18年度からは本格的に体制を組み派遣を始めて、19年度で2年目になりました。
個別支援室の運営は、NPO法人エッジが担っています。
この実践研究は、効果的な体制つくりの要件とLSAが入ることによる効果測定の方法について、
教育委員会、学校、教員、巡回相談員、個別支援室の相談員、保護者、LSA等の協力を得て
考察したもので、発表会は、2年間にわたる実践研究の一年目の活動の中間報告をしたものでした。
プログラムは、港区教育委員会による港区の特別支援教育の概要説明、
NPO法人EDGE会長による中間報告、個別支援室相談員、教員、支援員、教育委員会の
メンバーによるパネルディスカッションでした。
港区の制度の特徴は、事業の提案をNPOが行い、平成15年度から動きがあったこと、
診断のあるなしに関わらず、ニーズに合わせて支援すること、
学習支援員を養成するための14日間の講座があることなどが挙げられます。
平成19年度は、「学校、保護者、LSAに対するアンケート」と
「保護者とLSAに対するインタビュー」を行なっています。
アンケートとインタビューによると、
学校は制度やLSAの役割をまだ十分に理解していないところがあり、
保護者はコミュニケーション不足による不安を抱えており、
LSAも支援に入っていることには満足していても
コミュニケーションには不安がある傾向があるものの、
三者ともLSA制度の継続を強く望んでいることがわかったと報告されました。
事例は3事例あり、パネルディスカッションと報告書で詳しく紹介されています。
平成20年度は、低学年、中学年、高学年、中学校から8事例をまとめ、
保護者、教員、LSAだけでなく、本人からもインタビューを取る予定とのことです。
詳細は、特定非営利活動法人エッジにお問い合わせください。
特定非営利活動法人エッジ
URL: http://www.npo-edge.jp/
e-mail: info@npo-edge.jp
Tel: 03-6240-0670
Fax: 03-6240-0671
□□■ 編集後記………………………………
昨年度の事業や講演会の報告書を何点か新たに掲載しています。
今後もさらに掲載していきます。
ぜひご活用ください。
 発行元:(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
 TEL:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615
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