障害保健福祉研究情報システム(DINF)・メールマガジン バックナンバー
第47号(2010年5月26日配信)
□…… DINF: 障害保健福祉研究情報システム・メールマガジン ……………□
第47号(2010年5月26日配信) 刊行:不定期
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DINF(Disability INFormation Resources)は、
財団法人日本障害者リハビリテーション協会が
障害者の保健と福祉に関わる研究を支援するために、
国内外から広く関連する情報を収集し障害者関連の情報を
提供しているサイトです。
【 DINFホームページ 】http://www.dinf.ne.jp
【 お問合せ 】webmaster@dinf.ne.jp
【 配信停止の申請 】
メールの件名に「配信停止の申請」と書き、
登録されているメールアドレスよりお送り下さい。
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【 プライバシーポリシーについて 】
個人情報を適切に保護するため、お預かりした情報は取扱いに
つきましては細心の注意を払っています。
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■ 目次
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【1】新着情報(2010年3月1日~5月26日)
【2】セミナー案内
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【1】新着情報(2010年3月1日~5月26日)
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【情報アクセス-IFLA】
(3月5日 新着)
DAISY教科書の使用事例―スウェーデン・トレクヴィスタ校
報告:情報センター 野村美佐子
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/100111_trakvista.html
2010年1月11日にスットクホルム中央駅から約1時間、
地下鉄とバスを乗り継いでエケロー(Ekero")にある
トレクヴィスタ校を訪問しました。
TPBのアレンジで学校図書館司書のリンダ スポレーンさんを紹介してもらい、
聞き取り調査を行なった記録です。
【情報アクセス-著作権法の現況】
(3月10日 新着)
図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく
著作物の複製等に関するガイドライン
2010年2月18日
国公私立大学図書館協力委員会
(社)全国学校図書館協議会
全国公共図書館協議会
専門図書館協議会
(社)日本図書館協会
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/copyright/20100218.html
「このガイドラインは、著作権法第37条第3項に規定される権利制限に基づいて、
視覚障害者等に対して図書館サービスを実施しようとする図書館が、
著作物の複製、譲渡、自動公衆送信を行う場合に、
その取り扱いの指針を示すことを目的」とします。
ガイドライン普及のために、日本図書館協会に連絡を取り転載しました。
【情報アクセス-情報アクセシビリティ:ICTを活用した情報支援】
(3月26日 新着)
アクセス委員会、スタンダード案及びガイドライン案を策定
アメリカ障害者法(ADA)建物・施設アクセシビリティ・ガイドライン、
通信法アクセシビリティ・ガイドライン、
電子情報技術のアクセシビリティ・スタンダード
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/it/access_board_100322.html
アクセス委員会は独立した米国連邦政府機関で、
障害者のアクセシビリティの向上に貢献することを目的とします。
アクセス委員会は、「規則作成先行公示(ANPRM)」を発表し、
電子情報技術に関するスタンダードおよび
通信法アクセシビリティ・ガイドラインを改正するプロセスに着手しました。
同時に、発券やチェックイン、チェックアウト、座席指定、搭乗券発行のほか、
レストランやカフェテリアにおける食事の注文に使用される
セルフサービス型の端末に関するアクセスの問題に対応するため、
アメリカ障害者法アクセシビリティ・ガイドラインを改定することを
提案しています。
アクセス委員会はこのためのスタンダード案やガイドライン案を策定しています。
草案はアクセス委員会のウェブサイト(www.access-board.gov/508.htm)で
閲覧できます。
【情報アクセス-転載「マリタイムス」】
(3月23日、4月26日 新着)
「マリタイムス」No.127 2010年3月22日発行
執筆:岡本真理
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/newsletter/maritimes_1003.html
「マリタイムス」No.128 2010年4月25日発行
執筆:岡本真理
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/newsletter/maritimes_1004.html
ダウン症の岡本真理さんは17年間、継続してマリタイムスを発行してきました。
マリタイムスは、日常生活や社会で起こった出来事に対して、
真理さんが感じたことを自分自身の言葉で綴り、
手書きで封筒に1人1人の宛名を書き、
季節の切手を貼ってポストに投函しています。
DINFでは真理さんが心をこめて執筆しているマリタイムスを多くの方々に
読んでいただきたいと考え、マリタイムス124号(2009年10月号)より
紹介をはじめました。
127号目次
「熱いバンクーバー日本選手も奮闘!」
「母、着付けの試験で一席を取得する」
「拉致被害者の蓮池さんのドキュンメンタリーを見た」
「世界も地震が続いてる」
「川崎「わにの家」に親子で招かれる」
「三月二十日「地下鉄サリン事件から」十五年」
128号目次
「バードウッドのマンションのお花見に参加した」
「巨人のキムタクが突然、痛ましすぎる訃報で」
「作家の井上ひさしさん死去された」
「電車で藤沢場所に行って来た、少し不満もありながら楽しく」
「天候不順の四月の雨多すぎる、いじわるかも仕事にも行けずで」
「アイスランドの噴火で、空港で夜を明かす人続いた」
「歌舞伎座が新しく建て変わる」
この2ヶ月の様々なニュースが思い出されます。
【情報アクセス-障害児のための本】
(5月14日 新着)
「布の絵本」からのメッセージ ~人権・環境・平和の願いを ひと針に託して~
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/book/1005_watanabe/index.html
2010年5月4日(火)に行われた第13回絵本学会大会のR2「子育て支援」の
渡辺順子さん(東京布の絵本連絡会代表・すずらん文庫)の
資料を転載しました。
関連記事:
東京布の絵本連絡会の活動
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/book/0802_watanabe_cpb.html
【情報アクセス-DAISY】
(5月18日 新着)
スウェーデンの公共図書館におけるDAISY図書の提供の現状
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/bibliotek_for_alla/index.html
スウェーデン国立録音点字図書館(TPB)が2009年に発行した
『みんなの図書館』の中から公共図書館等におけるDAISY図書の提供の現状を
紹介する記事を翻訳しました。
公共図書館、学校図書館、大学図書館では、デジタル録音図書をTPBから
直接ダウンロードして利用するサービスを始めています。
【世界の動き-国連および関連国際機関の障害者に関する活動】
(4月13日 新着)
世界自閉症啓発デー(WAAD)2010年4月2日開催
イスラエル国連代表部とイスラエル自閉症児協会(ALUT)がイベントを主催
自閉症分野におけるイスラエルの活動を紹介
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/intl/un/autism_awareness_day2010.html
4月2日は国連世界自閉症啓発デー(WAAD)です。
これは、2007年に総会決議62/139によって制定されました。
今年初めて、イスラエルとカタールが2010年世界自閉症啓発デーの
メインイベントを主催しました。
【調査・研究-障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)】
(5月26日 新着)
障害者自立支援調査研究データベース
http://www4.dinf.ne.jp/jiritu2/menu1.php
障害者自立支援調査研究データベースは、平成18年度から平成20年度までの
障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)の研究成果を
収集し、掲載しています。
厚生労働省:障害者福祉:調査事業等の公募:障害者自立支援調査研究プロジェクト
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/index.html
報告書を収集し、電子化して(基本的にHTML化、困難な場合はPDF化のみ。)
事業概略書の項目(通番、番号、年度、指定テーマ、事業名、事業目的、
事業概要、事業実施結果及び効果、事業主体)と併せて
データベースに掲載しました。
HTML化された報告書本文は全文検索することができます。
プルダウンメニューから各年度の指定テーマを選択することができます。
検索の項目は、「事業主体」「事業目的」「事業概要」
「実施報告概要」「報告書内容」から選ぶことができます。
選択しないで検索ボタンを押すと全年度全指定テーマを表示します。
【法律・行政-障がい者制度改革推進会議】
(5月11日 新着)
障がい者制度改革推進会議
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/index.html
新たに、障がい者制度改革推進会議の関連記事コーナーを作成しました。
会議レポート
第8回障がい者制度改革推進会議(2010年4月19日:内閣府)
「アクセシブルな会議の運営」という視点から
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/report_100419.html
会議レポート
第1回総合福祉部会(2010年4月27日:厚生労働省)
「アクセシブルな会議の運営」という視点から
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/law/promotion/report_100427.html
傍聴した会議についてアクセシビリティを中心にレポートしました。
【協会発ジャーナル】
(3月4日、4月5日、5月7日、5月14日 新着)
<新着目次>
月刊ノーマライゼーション 2010年5月号(通巻346号)目次
特集「映画の力と可能性」
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n346/index.html
<バックナンバー新規掲載>
月刊ノーマライゼーション 2007年3月号(通巻308号)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n308/index.html
月刊ノーマライゼーション 2007年4月号(通巻309号)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n309/index.html
月刊ノーマライゼーション 2007年5月号(通巻310号)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n310/index.html
ノーマライゼーションは、各省庁の障害者施策に関する情報や動き、
全国各地域での実践例の紹介、移動・コミュニケーションなどの生活情報、
「第2次アジア太平洋障害者の十年」「障害者権利条約」など
国連をはじめとする世界の障害のある人を取り巻く動きを紹介した、
障害者福祉総合情報誌です。
http://www.normanet.ne.jp/~info/m_norma/
DINFでは、1995年10月号から2007年5月号までの目次と記事本文、
2007年3月号から最新号までの目次を掲載しています。
バックナンバーの記事本文は、
紙媒体の発行から3年が経過したものを順次掲載していきます。
【Journal】
(4月1日 新着)
ASIA PACIFIC DISABILITY REHABILITATION JOURNAL
Vol.21 No.1 2010
http://www.dinf.ne.jp/doc/english/asia/resource/apdrj/vol21_1/index.html
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【2】セミナー案内
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●ダスキン11期生成果発表会
■趣旨
ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業第11期生は
10ヶ月の研修を修了し、7月初旬に帰国いたします。
そこで、各研修生が10ヶ月を振り返り、研修の総まとめとして
成果発表会を開催いたします。
ご来場の皆さまには、研修生の成長した姿をご覧いただき、
彼らと共に帰国後の目標や夢を語らう場とさせていただきます。
■期日:平成22年6月20日(日) 13:30~17:00
■会場
戸山サンライズ2階 大研修室
〒162-0052
東京都新宿区戸山1-22-1
電話:03-3204-3611(代表)
http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/
■主催
ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業 第11期生
財団法人 広げよう愛の輪運動基金
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
■参加費
500円(資料代)
当日受付にてお支払い下さい。介助者は無料です。
■定員:200名(先着順)
■プログラム
13:00 受付
13:30 主催者挨拶
13:35 成果発表会
テーマ「日本で学んだことと帰国後の活動について」(発表順未定)
・ニエ・リエンユエン(中国)
・アリッサ・ナムラトヴァ(タジキスタン)
・クリストファー・ジョセフ・アブリアン(フィリピン)
・アウリア・アミン(インドネシア)
・ジャムナ・スベディ(ネパール)
・マイケル・ノア・ディン(フィジー)
・アルティ・ウムロトゥカル(インド)
16:50 閉会
■申込み方法
ウェブの参加申込フォームをご記入の上、
6月14日(月)までにお申し込みください。
http://cgi.normanet.ne.jp/~duskin/postmail/postmail.html
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●講演会「子どもと本との出会いのためにー誰もが読める絵本」
■趣旨:
誰もが読める本とは、通常の印刷物の読めない障害に配慮した本となるので、
単に紙媒体の本だけではありません。
点字や手話がついた本、さわる本、録音図書、マルチメディアDAISY図書など
障害のニーズに応じた様々な形態の本があります。
こうした本作りには、障害のある子もない子も同じように
本との出会いをしてほしいという願いがあります。
本講演会ではそういう思いを、さわる絵本とマルチメディアDAISY図書を通して
実現しようとしている取り組みを紹介いたします。
スウェーデンの国立録音点字図書館で長年、さわる絵本の製作に携わってきた
アニカ・ノーバーク氏の講演に続き、
渡辺順子氏、野口光世氏より日本での布の絵本の普及の意義や
活動状況についてお話をいただきます。
また日本障害者リハビリテーション協会は、DAISYによる
すべての子どもたちが読める本の取り組みを報告します。
会場では、さわる絵本等の展示もあります。
■主催:財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
■期日:平成22年7月3日 (土) 13:00-16:00
■会場:こどもの城 8階802(東京都渋谷区神宮前5-53-1)
JR渋谷駅から徒歩10分、東京メトロ表参道駅 B2出口から徒歩8分
■プログラム:
13:00-13:10
開会挨拶
13:10-14:10
講演1「スウェーデンにおけるさわる絵本」
アニカ・ノーバーグ(フリーランス・テキスタイル・デザイナー)
14:10-14:25
休憩
14:25-15:35
講演2「日本における誰もが読める本の取り組み」
渡辺順子(東京布の絵本連絡会)
野口光世(グループもこもこ)
野村美佐子(日本障害者リハビリテーション協会)
15:35-15:45
質疑応答
15:45-16:00
展示
16:00
閉会挨拶
■定員:80名(定員になり次第締切)
■情報保障:逐次通訳付
●希望に応じて手話通訳・要約筆記・点字資料、磁気ループを用意します。
(6月20日までにお申し込み下さい)
■参加費:無料
■申込締め切り:平成22年7月1日
■参加申込先:
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
〒162-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号
TEL: 03-5273-0796 FAX: 03-5273-0615 Eメール:dinf-j@dinf.ne.jp
担当:有田・太田
□□■ 編集後記………………………………
今年度初の発行となりました。
発行していなかった間の
DINFの新着情報をお知らせします。
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●障害者福祉の総合情報誌
月刊『ノーマライゼーション』(定価800円)
最新刊 5月号
特集「映画の力と可能性」
http://www.normanet.ne.jp/~info/m_norma/
●障害者福祉専門職の方必読!
季刊『リハビリテーション研究』(定価1200円)
最新刊 142号
特集「権利条約を踏まえた障害者法・政策の課題」
CD-ROM版発売中(1号~100号分、ブックレット付。9500円)
http://www.normanet.ne.jp/~info/rihaken/
………………………………………………………………………………
発行元:(財)日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
TEL:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615
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